この映画が「モントリオール世界映画祭」で、

3冠を獲得したってニュースを見た時、
天使の羽根をつけて走っている子役の女の子がとても印象的で、
とても気になっていた作品でした。




お話は、

家庭を全く顧みず定年退職を向かえた元教師が、
一人暮らしを始めたアパートで虐待を受けている女の子と出会うことから物語りは始まります。。。


この老教師は女の子を守ることで自分の罪を償おうとするかのように、
女の子を気に掛け、ついには女の子を連れて逃げ出してしまいます。


いや、逃げ出すんぢゃないな。。。
ちょっと、この環境から離れて、きれいな空を見に行こうとしただけなんだもの。


優しい気持ちを教えてあげたかっただけなのかな。
あったかいものを見せてあげたかったのかな。
ほんと、ちょっとだけ。。。



途中、訳ありの青年と同行することになり、
笑顔を見せだした女の子は、かわいかった。
青いきれいな空が見れた時の、笑顔も素敵だった。
二人の最期のシーンは、泣けます(><)。




今までの、辛い顔ばかりが、こんなかわいい顔を見せてくれるようになったってことは、
この、長い長い散歩はこの子には必要だったんだろうな。
もしもまた、辛い毎日に戻るとしても。。。
心の中に一つでもあったかい優しいモノがあれば、頑張れるものね。

とっても痛いけれども、
あったかい気持ちになれました。



んで、エンディング、UAが歌う井上陽水の「傘がない」。
これ、UAの切なげな声とメロディーがめちゃくちゃいい余韻をくれました。


それと、ちょっと調べてみました。
モントリオール世界映画祭で受賞した3部門は、
・グランプリ
・国際批評家連盟賞
・エキュメニック賞
(↑人権問題に関わる優れた作品に与えられるキリスト教団体からの賞)ですって。
すごいね。




2007・03・10