昨日、ボランティア活動をした息子達が見た
被災地の様子をお伝えします。
沢山の方が作業をしている場所を離れて小学校
の上側の県営住宅付近に向かって行くと、財団
のボランティア団体の方と地域住民のお婆ちゃん
達が作業をしている所に行き着いた様で、そこで
お手伝いをさせて貰ったそうです。
木を切り出したり、泥に埋れた自転車を撤去したり
スコップで泥をかき出したりと男手が必要だった様
です。
当初、倒壊した建物の瓦礫や、横転した車、供え
られた花を見てかなりショックも大きかった様ですが
お婆ちゃん達と話をしたり、何度も感謝して貰えた事
が励みになったそうです。
夕方近くにご夫婦で参加された方と合流して色々と話
しながら作業をしていると時間が過ぎるのもあっという
間だった様です。
今回の活動を通して、心が動く事が沢山あった様で、
また時間が出来たら参加したいと言っています。
今日は、団体で活動をされた方の話を聞く機会もあり
ました。
付近には用水路が多く、溜まった土砂の撤去が急がれて
いるそうで、その方も用水路で作業をされたそうです。
わずか1時間で100袋以上の土嚢が出たそうです。
作業中、嬉しかった事は、地域住民の方々が、ご自身が
大変な状況の中にもかかわらず、差し入れをして労って
くれた事だそうです。
また、広島市の復興作業、ボランティアに対する認識の
問題もあると聞きました。
まだまだ時間と労力のいる現状ですが、1日も早い復興を
望みます。
どんな形であれ、今の自分に出来ることで少しでもお手伝い
出来たらと思います。