予想はしていたけれど、この判決は物としての価値判断の上で成り立つものとしか言いようがありません。
もし人間だったら…
まずは猟奇的な事件と取り上げられ精神鑑定がなされるでしょう。
この事件が発覚した時、獣医師ではない者が麻酔なしの帝王切開⁉️
と聞いただけでなんと残酷な、とまずは思いました。
私自身、三度の帝王切開を経験していますが、術後はモルヒネで疼痛管理をする程激痛なのです。
それを鎮静.鎮静剤を投与したと被告は言い訳していました。
しかも452匹の犬を劣悪な環境の下で飼育や虐待していたこの被告に対する司法の判断は懲役1年、執行猶予3年、罰金10万円。
この国の「動物愛護」って言葉が形骸化されたもの
であることを象徴しています。
こんな事件の後に、必ず動物は法の上では物扱いだから仕方がないという諦めのため息が漏れ聞こえて来ますが、私たち動物と共に暮らす者としてもっと声をあげるべきではないでしょうか?
我が子のためだけではなく、今そこに生きている子達に思いを寄せませんか。