5年前の今頃、ルイは頑張っていたね。





あの夏も暑かったね💦

闘病中の体にはお散歩すら厳しかったけど、不自由になった右半身を最期まで動かして、自分の足で歩いたね。

痩せてしまったけれど、優しい目はずっとそのままで。


5月に発病し、先の事などわからなかった私達家族に、ルイのことを10年診てくださったかかりつけ医にセカンドオピニオンを求めて行った時、
信頼していたその先生は「手術しても6〜8ヶ月」「食べれなくなった時がその時」と答えました。

現実を突きつけられて悲しかったけれど、私はルイの余命を心の中に封印することにしたのです。

いつか来る"その時"を思ってルイと過ごすより、
何が出来るのか…それを考えていたいと思ったから。


そして、あの子を見送った後、私達家族は出来る限りのことをして、出来る限りあの子といたことで悔いを感じることはありませんでした。


今、頑張っているハルさんとハル母さんに、何かメッセージになればと書きました。

ルイはね。
その時を自分で決めたんですよ。
私がもう十分。

"ありがとうね"って言えるように。

覚悟が出来るのを待って。