私はトイ・プードル二頭と一緒に生活しています。
それまではコーギーと生活を共にしていました。

そうです。いわゆる"純血種"です。

そんな私が保護や愛護を語っても説得力がない
とご意見を頂きました。

私ができる事なんてたかが知れています。

しかし、
"雑種"を飼い遺棄された、殺処分寸前の子を引き取った。保護犬を迎えた方だけでこの子たちを支えて行かれるのでしょうか。

遺棄され、引き取り手もなく、殺処分になる子は圧倒的に雑種の中型犬です。

 でも、雑種だの純血種だのそんなものにこだわって私は保護問題に携わって来たわけでは有りません。

時に我が子をさておいても、保護問題の現場や集会にも駆けつけます。

避難場所で、被災されたご家族がどうしたら愛犬、愛猫と共に避難できるか、行政に働きかけることもあります。

どこの団体にどれだけの援助、協力をした。
そんなことを明らかにしなければ説得力がないのでしょうか。

そんなことより、こんな寒い日も寒い外で生きてきたみやまの子たちがどうしたらうちの子と同じように温かい場所で生活できるだろう。

それを支えるボラさんたち、団体さんがどうしたら疲弊した日常から脱却し、楽になるだろう。
純血種であろうが保護犬であろうが、同じ命を思う気持ちに違いなんてあるわけがない。
そんなことで線引きして分けて、今の状況を打開することができるのだろうか。

そんな事はどうでもいい。

この子たちの環境が少しでも良くなり、日本中の愚かな人間のために消え去ろうとしている小さな命が、救えることしか考えていない。

こうした取り組み、活動に対して線引きをして、この問題を広くたくさんの人たちに知ってもらうきっかけを妨げているのはそんな小さなこだわりなのではないだろうか。

たくさんの保護団体さんや私の地域でも、地域猫の保護や餌やりを365日休みなくされているお姉さんがいます。
アニマルライフセーバーさんとそれを支えているボランティアさんたちも、毎日自分たちの生活を後回しにしながら活動を続けています。

今はとにかくマンパワーの不足。
支え手の不足が緊急問題です。

どうかご支援、ご協力をお願い致します。