11/6の記事で書きましたが、下記の院内集会に参加できなかったのですが、インスタでこの勉強会について内容を書いていらっしゃる団体の方がいらしたので、承諾を得て一部内容を載せさせていただきます。

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宇都宮で動物愛護に関する啓蒙活動を主とした活動をされている

非営利活動団体「animal .contact_22」さんです。

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院内勉強会 「動愛法、どんでん返しを防げ! ~本当の動物愛護を推進するために~」

◆開催日時◆ 11月5日(火)16:45~18:45(※16:30から受付開始)

◆プログラム◆ 福島みずほ・超党派議連事務局長「改正動愛法の課題」
浅田美代子さん「現場報告・悪質繁殖業者とは」
入交眞巳・獣医師「数値規制の大切さと目指すべき水準」
太田匡彦・朝日新聞記者「環境省検討会での検討状況について」

質疑応答(予定)第12回日本ペット産業政策研究会

「animal .contact_22」さんのinstagramより


動物愛護法が5年に1度の改正により、8週齢規制と合わせて、繁殖業者やペットショップについての飼育施設の広さや従業員1人あたりの上限飼育数を具体的な数字で規制する事「数値規制」が実現する事となり、どんな内容で規制すれば、劣悪な環境で人間に利用される為だけに生かされている不幸な動物を生み出している現状を変えられるか。

呼びかけ人の女優 浅田美代子さんの活動の中に、私の住む栃木県那須町にある業者の劣悪な飼育管理は、金網ゲージの中で命には見えない大きな毛玉が立つと、頭が天井についてしまい、首を曲げて過ごす程の低く狭い生活を強いられる犬を飼養する環境。

他の地域での業者は、栄養の期待できない給食の残りとラーメンの様な謎の物体を混ぜたフードや、カサ増しにふやかしたドライフードを食べさせて子犬を産ませようとしている業者が居るとお話がありました。

何百匹の犬猫を数人で飼育している業者もあり、良い環境では無い、動物が人間の金儲けのために苦しませている業者を取り締まる術がなく、種類や大きさに合わせた飼育スペース、飼育方法、飼養頭数などを福祉の考え方の下に基準数値を決めて運営する様に業者を変えていく事によって、不幸な動物を無くす。

ハートダイヤクラブハートクラブスペード


殺処分ゼロの名の下、多くの団体が保護や譲渡など草の根活動を展開されていますが、やはり数値規制はその根幹となる大きな屋台骨となるものです。

具体的な数値基準無くして前には進まないと言うことが改めて提唱されたことになります。

参加されていた議連事務局長の福島みずほ議員は、参議院環境議員会における質疑で
「国際的な動物福祉に適った厳しい数値基準を入れるよう要求したい」と話されていたそうです。


改正によって数値基準が盛り込まれましたが、肝心なのはその運用をどうしていくかです。

絵に書いた餅にならぬよう、現場の具体的環境に
生かされて初めて法改正の意味があるのです。

私達飼養者の意識改革。保護、譲渡の推進。
ペットショップの生体販売ばかりを槍玉にするのではなく、消費者の知識や一連の保護、譲渡を一般に浸透させる社会の取り組みが益々盛んになる事。

総じて、この国全体が「ペット大国」というより、動物愛護に対する「ペット福祉大国」に向けて意識を向上させることが肝要だと考えます。


資料をご提供くださった「animal .contact_22」さん有難うございました。

また、12月に検討会が開催され傍聴ができるとのことです。