たくさんの保護団体、愛護団体、シェルターがある中で、連日目に飛び込んでくる多頭飼育崩壊、遺棄、飼育放棄、の話題。
正直、"またか" "どうにかならないのか" の思いが
私たち距離を置いた場所にいる者は思ってしまう。
ブログで活動を報告される団体さん、ボラさんの
活動を見るたびに、頭が下がりながらも、本当にここまで個人がやる事の意味は何なのだろうとジレンマとも言える苛立ちを感じるようになって来ている。
たしかに、目をつぶればいいじゃないか。自身の生活を後回しにしてやる事ではないと大方の見方はそこに行き着くだろう。
私もそう思うことがある。
家族はその活動にどう思って折り合いをつけるのか。
あなたがやらなくても…。
綺麗事ばかりではなく、"二の次" にしていいことばかりではないだろう。
"異種"と感じる人は、この国にはまだまだ多勢だろうと思う。
それでも、人間の愚かな考えや行いの結果、生まれ出た命を、切り捨てられないから動いている人ばかりなのだろう。
わたしにはそこまでできない。今の自分の日常を放り投げて手を差し伸べる事は出来ない。
それでも、我が子と同じ命に無頓着ではいられない。
わたしができることなんて、たかが知れている。
それでも、その道筋が開けたら、手を伸ばすことができるのではないだろうか。
いつか、こういう活動が自治体、国レベルに当たり前の姿であって欲しいと強く思う。
また一つ、こんな動きがありました。
「寄付」「お金」と聞くと不信感。違和感。嫌悪感。有名人の売名?
抱く人も多いと思う。
お金が無くては成り立たないことも事実だから。
でも、こういう団体が国を動かす原動力になってくれるなら、キッカケとしてたくさんの人が知り、当たり前のことになってくれるのなら、と
期待するのも悪くないかな。