マイケル自伝本「ムーンウォーク」 | 思いつくままに

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映画マイケルを2回観てマイケルの事をもっと知りたくなり、マイケルが人生を振り返り、思い感じたことを自分の言葉で語った、本人による自伝「ムーンウォーク」を購入しました📙

1988年、マイケルが29歳の時に発表されたものだから、後半のことは書かれていません。

映画だけでは分からなかったマイケルの少年時代や父親ジョセフの背景や、影響を強く受けたアーティストやパフォーマーなどが書かれていて、20代前半までの自伝なので幼少期の出来事が半分以上占めていて、どのように苦しみ、どのように乗り越えたかが書いてありました。切なくなる場面もたくさんありました。







マイケルは生涯で1万冊〜2万冊以上の書籍をコレクションしていた大の本の虫と知られていて、歴史、文学、芸術、哲学、科学、伝記など幅広いジャンルを好み、ツアー中も現地の本屋に立ち寄って大量に本を購入していたそうです。

だから文章力もあって頭脳的にも優れていたのは本をよく読んでいたからなんですね。





この本にはマイケルのお気に入りの写真が満載で絵を描くのが大好きなマイケルがオリジナルのイラストを描いてくれていたり直筆のサインもありました✍️









マイケルは9歳からジャクソン5として劇場やクラブまわりの前座を務めている間に、出来るだけの事を学ぼうと出演スターたちの動きを、注意深く観察して、彼らの足元や、腕の組み方や、マイクのつかみ方を見て、彼らが何をしようとしているのか、何でそういうふうにしているのか、その意味を読み取ろうとして、ジェームス・ブラウンやジャッキー・ウィルソンを見て、マイケルはひとつひとつのステップを、うなり声を、スピンをツイストをターンを学びました。と書かれていました。ステージから学んだ事が大人になったマイケルを成功へと導いたんですね👌







マイケル自身が「生まれつき僕は完璧主義者です。でき得る限り、最高の仕事をするのが好きです。僕の活動を人々に見たり聞いたりしてもらいたいし、また僕が持っているもの全てを注ぎ込んだなって、感じてもらいたいんです。僕は聴衆に対しては、そういう礼儀を尽くさなくてはならないと思っています」と言っています。




マイケルは『なぜか僕は愛する家族や周囲の人々に「ノー」と言うことができません。何かを頼まれると、自分の手に負えないかも知れないと思っていても、引き受けてしまうのです』と書かれています。だから映画マイケルの中でも描かれていたようにペプシのCM出演も断れなかったのですね。







マイケルの白い靴下はトレードマークになっていましたが、そのことについて自伝の中にも書かれていました。「ちょっと前まで、白い靴下を履くことは、とんでもなく古くさいことだと考えられていたのです。それって1950年代にはクールなことだったのですが、60年代、70年代には、白い靴下を履いて死ぬわけにはいかない、なんて風潮にまでなっていました。でも、僕は履くのをやめませんでした。一度だって、です。



兄さんたちは僕のことを最低呼ばわりしたものでしたが、気にしませんでした。兄のジャーメインなど、頭に血がのぼったらしく、母を呼んで言いました。「母さん、マイケルったら、また白の靴下を履いているよ。どうにかしてくれないかな。言ってやってよ」。彼は本当に、にがにがしく文句を言いました。みんなも僕のことを変わり者だと言いました。それでも僕は白い靴下を履き続け、今それはまたクールなことになったのです。

白い靴下は、きっとジャーメインを困らせるために、流行ったにちがいありません。そう考えると、僕は愉快になります。『スリラー』が出た後、ズボンをくるぶしが見えるまで短くするのも、また平気になったのですからね。

「流行からはずれてると言われれば、やるというのが僕の姿勢なんです。」

ここでもマイケルの意思の強さを感じます(笑)








マイケルは普段から自分のことを話さない主義なので、それを覆すのは難しいことです。シャイな男である、それは事実です。インタビューを受けるのも、トーク・ショーに出演するのも好きじゃありません。ですからこの本をやらないかという話を持ちかけてきた時、自分自身の財産ともなる一冊の本の中で、僕の言葉で、僕の声で語れるということに興味を惹かれたのです。



しかし執筆にはかなりの時間が掛かってしまい、マイケルが話した内容を録音テープに入れて文章に起こすという事もされたようです。








あとがきで、この本を楽しんでもらい、これでマイケル・ジャクソンの本当の姿を知った気分になってもらえれば、こんな嬉しいことはない。

なぜなら彼は特別な存在だったからだ。彼のような人間に、これまでもこれからも出会うことはないだろう。と書かれていました。

ライブシーンで何万人もの観客を魅了するスターなのに1人の人間としては家族との関係や期待に苦しんでいる。そのギャップがマイケルの人生をより立体的に見せているんでしょうね。