秋のタイドラマの供給過多の頃からは少し、落ち着いたなぁと思えるこの頃。

見ている作品は今も、本数にするとまぁまぁあるんだけど、それって何本かは有料配信サイトの供給で全話一括購入しているから、いつでも見られる〜って安心感があるのねウインク
まぁ、今見なくてもまとめて見よ❗️って思っちゃって。

私の場合は現在『TTTS:7years〜』と『Manner Of Death』なんですけどね。

落ち着いたらタイドラマだけでなく、大好きな映画を見る‼️
って事でここ最近、お家で見た作品のご紹介です。
何かね私、涙腺が弱過ぎて常にテレビ画面に向かって号泣してるんですよチーン
だからティッシュは箱ごと、自分の横に置いてます滝汗






『THE BOYS IN THE BAND』
(Netflixで配信中)

1970年の映画で邦題『真夜中のパーティ』のリメイクです。
元は、1968年初演のオフ・ブロードウェイで大ヒットした舞台劇。

今年、日本でも安田顕さん主演で舞台がありました。


なかなか豪華メンバーだったんですね‼️

さて、映画は「イケメン」目当て←おい
この映画ではいち推しの「マット・ボマー」様❤️


ゲイをオープンにしてらっしゃる、イケメン俳優。


どうですか、この整った甘いマスク酔っ払い
しかも彼、同性の恋人と結婚していてお子さんも3人いるんですよ❣️

あ、映画の話しね❗️
1960年代のニューヨーク。ゲイのマイケルの家では今夜、友人のハロルドの誕生日パーティが開かれ、7人が参加予定。
次々と集まってくる仲間も皆んなゲイです。そんな中、マイケルの大学時代の友人「アラン」が突然、やって来る事に。
マイケルはカミングアウトしていましたが、それは大学を卒業してからの事。仲間達にストレートの彼の前ではゲイを隠すように頼みますが…



ま、早々にエモリーのせいでそれはバレちゃう。
前半は、この8人+1(ハロルドのプレゼントにとエモリーが呼んだ若者)が、わちゃわちゃと歌ったり踊ったり、喧嘩したりするシーンなんですが、泣けるのは後半。
帰ろうとするアランを引き留め、マイケルはあるゲームを始めます。
それは「たった1人の本気で愛したと思える人に電話をする」、そしてその相手に「愛してると告白する」というゲーム。

嫌々ながらも参加者達は、過去の話をしながら1人ひとり、心から愛した人へ電話をかけるんです。

この、1人ずつの電話のシーンが全て泣けるのよえーんえーん

何故って彼らはずっと、その気持ちを隠して生きてきたから。
ずっと秘めていた想いと、感情を爆発させた時、どんなに辛くて苦しかったかをやっと、さらけ出せるんです。

これね、携帯電話じゃないトコが良いんです。自分が知りうる電話番号は、必ずしもその本人が出る訳では無い。
家族かもしれないし、同居人かもしれないし、全く違う人かもしれないし、留守かも。
そんな不安と戸惑いの中、ダイヤルを回す。

最初はバーナード、次にエモリー←2人の愛の話も泣けるぐすん
3番目のハンクは既婚者ですが、今はラリーと同棲中。浮気を繰り返すラリーに、皆の前で「愛してると伝言を」と電話する姿に、主腐は号泣えーんそしてその相手ラリーは、自由が欲しいけど自分なりにハンクを愛してる。彼はキッチンの内線からハンクに電話。目の前に居るのに電話で愛を伝えるの、めちゃくちゃエモいえーん

そして次に電話をするのは、部外者だと思っていたアラン。彼の秘密は…違う意味で泣けるよ。

皆んなが帰った後、マイケルは突然、錯乱します。なんて事を友人達にさせてしまったのか、と。
彼に寄り添うドナルドが、本当に良い人で優しい(マットが演じてます💕)
マイケルは、自己嫌悪の塊なんですね。自分を憎むのは辛いと言っていました。

映画の出演者達は、本当にゲイをオープンにしている俳優さんばかりです。

映画と一緒に公開されている、制作ドキュメンタリー『The Boys in the Band・something personal』もご覧になると、よりこの映画の事が分かると思う。

戯曲を書いたマート・クロワリーの話や、これまでの彼らの歩んだ困難、作品に込めたメッセージなどを感じられ、また涙しました。



で、この作品の流れで見た映画をもうひとつ。


『ストーンウォール』
(Amazon primeで配信中)

1969年、アメリカのLGBTQ解放運動の起爆剤になった事件「ストーンウォールの反乱」が元となっている作品です。

主人公のダニーは、映画のみの人物だけどその他の人達は実際にモデルになった方々が実在します。
私は、上の画像の左の長髪の人が最初、女性に見えて、ゲイ解放運動を手助けしてる女性で、主人公と仲良くなるの?なんて、頓珍漢な想像をしてたんですが、違いました。


はい、男性ですデレデレ
しかも、かなりのイケメンっていうか、美人ラブラブ


彼は「ジョニー・ボーシャン」
お髭あっても、綺麗だよね〜✨

彼が演じるレイは、ニューヨークのクリストファーストリートで男娼をしています。
インディアナ州の田舎町で育った主人公ダニーは、友人であり密かに愛していたジョーとの車での密会が見つかり、同性愛者だとバレてしまいます。厳格な父は、ダニーの高校のアメフト部のコーチであり、ジョーは酔っていて彼に誘われたと嘘を付き、ダニーは矯正施設へと送られそうになります。
田舎町を出て、ニューヨークに来たのは、進学予定のコロンビア大学があるからでした。
しかし、知り合いもお金も無いダニーは当時、ゲイが集まるクリストファーストリートにたどり着きます。

当時のアメリカの同性愛差別はや偏見は酷くて、警察官からの暴力は普通。彼らは絶望と喪失感の中で生きていました。
ダニーは、レイ達と知り合い、何かと世話を焼いてくれる彼らと行動を共にします。


前半は、ダニーが何とか生きていこうとする姿が描かれていますが、彼は元々ストリートキッズじゃない。お金の為に体を売る場面がありますが、ダニーは泣いてるんですよね。
レイがサディスティックな客に怪我をさせられてるのを見ても、売春を止めろとしか言えない。
でも、彼らにはそれ以外に生きていく方法が無いんです。
とても心が痛み、辛いシーンです。



ダニーを通して、私達はあの頃の抑圧された人たちを見るんですが彼は1度、そこから出ようとするんですよね。
ダニーはゲイの解放家トレバー(ジョナサン・リース・マイヤーズ)と付き合うようになり、小綺麗なアパートと雑貨屋のアルバイトの職を得ます。
やっぱり住む世界が違うやーんって、レイは思う。レイはダニーの事を愛してるんだけど、ダニーは彼を慕いながらも、愛する事は出来ないのよね。
人の心って複雑だわぐすん


反乱が終わり、少しずつ権利を主張する場が出来てきた頃。
ダニーは田舎へ帰り、あの頃愛してたジョーを訪ねます。
何と、あんな事をされたのにダニーはまだ、ジョーを愛していたんだよ!

ジョーがダニーとセックスしてたのは、彼女がヤラせてくれないから、って理由だったんだけど(いや、それだけじゃ無いって私は思ってる❗️)尋ねたジョーはその彼女とさっさと結婚して、もうすぐパパになるとこでした。


最後、抱き締めてくれるけど今更やない?って思ったよね〜えーん

ダニーは最後まで、父とは仲直り出来ないでいたけど、彼を理解してくれる妹が居て、彼女が母を連れてニューヨークのプライドパレードに参加するダニーを応援する場面で映画は終わります。

実在のバー「ストーンウォールイン」は、反乱から去年50周年を迎えました。



さ、こんな社会派(いや、イケメン目当てのくせに滝汗)な映画だけでなくて、タイBLドラマも復習中です。


『Until We Meet Again〜運命の赤い糸〜』
(Amazon primeで配信中)

これはもう、皆さんには説明要らんよね〜❗️
アマプラで見放題になって、ちょこちょこ見てますが、あかんね…
号泣するもん!!

多分もう4周目くらいやねんけど、1話から号泣やねえーん
見直してつくづく思ったよ…大作にして名作やなって✨


コロナ無かったら、年末年始はプーケットで過ごすはずだったのに…えーん



最後に、豪華メンバーで新ドラマがあるんですよ‼️

『You Never Eat Alone』
トレーラー出でおりましたので、ペタリ。






(YouTubeよりお借りしました)

Peakくん演じる主人公は、とある出来事のトラウマから、独りで食事出来ない。いつも誰か一緒に食事してくれる人を探しています。

Zeeくん、Boun Prem、JimmyTommy、そしてゲストでBoomくんも出るみたいねデレデレ
豪華やわ〜スゴいよね✨

12月22日、配信開始。
可愛いBL、キュンキュンの予感ハート





さ、『TTTS〜』見よ!←これは泣かないよ、萌え散らかすだけウインク