あっという間に終わってしまった、色々話題だったドラマ『ハッピー•オブ•ジ•エンド』


何度か言うてますが、放送前から原作漫画をご存知の方から「冬夢さん絶対好き!」と言われていたので、すごく楽しみにしていました。そして今時のBLマンガをほとんど知らない冬夢が、原作全3巻買って読みました。


もう、めちゃくちゃ好き❤️


原作は暴力シーンも壮絶で、ラブシーンもエロくてどちらかと言うと玄人さん向け(そんなカテゴリーは無いけど)なんで、ドラマでどう描くのかと思っていました。


ハオレンの壮絶な過去が描かれた回のドラマ版は、沼友さんに「キツかったわー」とLINEしたくらい、しんどい描写ばかりでした。SNS上でも子役さんや俳優さんの心のケアが物議を醸していましたが、冬夢もそこら辺は心配やなーと思ってましたね。

あの過去があるからこそ今のハオレンであって、千紘と出会うキッカケともなる訳ですが、マンガで読むと基本はフィクションと分かっているし、絵柄で自分だけの苦しみや痛みを想像します。

しかし実写となると、目の前で自分と同じ人間が誰かを痛めつけ苦しめている姿がダイレクトに伝わってくるじゃないですか。こりゃしんどいわな。


この実写作品は、本当に原作通りなんですよ。年月の経過とか細かいディテールは話数の関係でギュッと圧縮したり違うシチュエーションと繋げたりしてましたが、冬夢はあの原作をよくこれだけのドラマにうまく纏めたよね、と感服してます。


そして最終話、千紘とハオレンが逃避行するシーンは、本当に素晴らしかったと思う。



海を初めて見たハオレンが、子供のようにはしゃいでるの見て泣きそうになった。



原作漫画の逃避行は、本当はもう少し長くて超官能的なラブシーンがあったので、ドラマはあっさり目やなってそこが少し残念でしたが、駅での別れのシーンには号泣しました。




この難しいBL漫画をドラマにしたいって思った監督や、それを決定した制作者側は本当にすごいな、と思う。

原作を知る最近の実写ドラマの中でも、冬夢的には上位に入る作品となりました。


と言っても、最近のBL漫画をほとんど読んでない冬夢。

この『ハピエン』以外に、原作漫画読んでてとても好きで良作と思ったドラマは『僕らのミクロな終末』です。



上矢印この時のブログでも書いてるのですが、とてつもなく不思議な設定のBL作品なので、実写化ってどうよ?と思っていました。

そしたらさ、めちゃくちゃ良く出来てる!!←上から目線ゲラゲラ

演者さんの演技力もあって、原作通りなんだけど毎話ハラハラドキドキしてました。


最近の日本実写BLドラマの中では、原作読んでないけど「大好きやし、名作やんビックリマーク」って思う作品もあります。

『オールドファッションカップケーキ』

『永遠の昨日』

『みなと商事コインランドリー』

とかは、原作知らなくてもドラマ放送時にはどハマりしてましたねぇ。これらは原作知ってるファンの人たちにもとても好評だったと記憶してます。

原作の無いオリジナルドラマ『ジャックフロスト』も、とても良かったと思う作品のひとつでした。


そしてこれらはもちろん、冬夢的日本実写BLドラマランキング(いつからそんなん作ったん?)では上位なんですが、実は最高傑作と思っている作品は別にあります。


それが、中村明日美子さんの原作漫画を実写映画化した作品『ダブルミンツ』






原作漫画が大大大好き過ぎて、コミックを何冊もBL好きな友達に配ってる冬夢←もちろん押し付けゲラゲラ

映画化される時は猛烈に騒ぎまくったし、円盤も持ってるし今も冬夢のバイブル的な作品。

主演の淵上さんと田中さんのビジュアルは、漫画から出てきたかと見紛うくらいの完璧さやしストーリーも描写も全てが好き。

実写化ナンバーワン作品、と思っています。

でもこれってきっと、映画だからよねって思ってる。これがドラマで地上波で放送とかされたら、やっぱりそれなりに問題になりそうだし炎上するだろうし、ここまで完璧な作品にはならなかった気がします。


皆さんにも思い入れのある作品や大好きなドラマがあると思うので、これはあくまでも冬夢の個人的な思いですが、『ハピエン』もドラマやなくて映画やったらもう少し視聴者の見方も変わってたかなぁ、と思ったりラジバンダリにやり


日本はヤオイ文化の先端やと思うし、素晴らしいBL漫画や小説もたくさんあるので、この先も実写化が続いてくれると嬉しいです。冬夢は実写が好きラブラブ

そして大好きなタイでリメイク、あるいはタイBLを日本でリメイク、っていう作品たちもたくさん続いて欲しい。



ドラマ『ハピエン』を見た後、そんな事を徒然思った冬夢なのでしたほっこり




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