臨月である。
風船のように膨らんだお腹と、胸。
ヒールを履いてバリバリ働いていた時から、10キロも増えてしまった私。
出産を一週間後に控えた今夜
主人が綺麗だといった。
何度も、目を細めながら。お腹をなでながら。
これだよ、これ。
私は幸せなんだ、いま。
愛されている。
間違いなく、彼の中で生きている。
こんな人生があるのか。
涙が溢れた。
上の子供たちも、愛してるといってくれる。
全員に目配りをし、キチンと向き合う。
その光景が涙でかすむ。
きちんと焼き付けたいのに
涙が邪魔をする。
あぁ、ありがとう。
私達を救ってくれてありがとう。
あなたは、神様なの?
今夜はベビーベッドに布団を敷いて、目を細めていたね。
そんな姿に、私はまた泣くの。
ありがとう。
出逢ってくれて、選んでくれて、ありがとう。
もうすぐ、私達の赤ちゃんが産まれるよ。