猫のしずくかっこ悪さに、花が降る言葉流れて時ふさぐからから回すつむぎ糸織るは綾なす廻る川錯視の影に、花が咲くひらりひらりと水面いろどり乱す糸は、藤に似てこぼした雫がいつかを濡らす狂うはこの身の錯乱のひとり狂い乱れてあなた、思うああ、空にあの日の惑う猫の目