糸月の頃 | 緑のアロマ 青い波音

緑のアロマ 青い波音

日常と拙い詩、他愛のない話、情景の切り取り

細く細く糸月が横たわる

星を従え空に傷を作っている

夜は紺瑠璃に輝き秘め

思い出ばかりを浮かべるんだ

君は小首傾げていつかの眼差し

哀しげに美しく闇に映える

やつはもういない

いまを見てごらんよ

抱きしめてもいいかい