呪文は樹木にだって効く筈なのに
あなたと、私には
何時からか効かなくなってた
みたいでした

言葉といつかで埋めたものは
赦されないよりも傷つける何か抱えてるようで
存在のあやふやさが
重く感じている今でした

笹の香りに
抱かれたかった
温かさの中笑んで心緩めたかった
そうだね
今添うたのが本当なら
雨に臨んで笑って

情景に浮かんだ青い匂いと花の色
懐かしくて感情掻き立てた

きっとあなたには
些細な
きっと私には
大きな
意味持ってた
探せなくていた、けど見つけた
頭の中の情景
ごめんね期待外してばかり
言うことを聞かない
それでも想ってる
砂の中からたった一粒見つけた気分
私には違ってた粒の色光の具合
上手く言えなくても、探してた
遠退く何かを周りに見ながら
今、空虚になりたくない