従兄が孤独死してました。もう何年も前の話らしい。

そうとも知らず、年に数回、どうしてんかな~って思ったり、親戚同士語り合ったりしてた。

 

爺さんがアパートを持ってたんで、そこに親戚一同で子供の頃は暮らしてました。

子供達同士、仲良くしてたからその頃のイメージが今も強く残ってる。

昨年亡くなった叔父が、うちの家族と爺さん婆さんで生活するから出て行けって私達が小学生の頃に言いだして、うちも従兄の一家も引っ越す事になった。うちは近所で家を探したから校区が変わる事もなかったけど、従兄は別の区に行ってしまい、そこでいじめにあったようだ。明るい少年だった従兄は自閉症といつか診断された。

 

そんな話を知ったのもこの報せを聞いて、死亡届も未だに出されていない事を知って、無縁仏になっているのなら埋葬してあげたいと思ってからでした。その報せをくれた従弟と話した次の日の夜、本人がやってきた。

最後に会った時はぶくぶく肥えてしんどそうだったけど、若くてほっそりしてて、亡くなった彼のお父さんにそっくりでした。華丸大吉の大吉さんに似た男前さんだったんですよ。お父さん似やったんやな~と思いながら、生前は寡黙で自分を主張する事もない人だったから、何もかも初めて聴く話ばかりで、生きてる内に聞きたかったよ全部。って悲しくなった。

あと、自殺ではなかったんだなと知れて少しだけほっとしました。自殺だと地縛霊になるからその場所から離れられない。

そんな死に方、いややんな。。。。。。

 

従兄は何もしなくていい、このままでいいって言ってました。

私が思う可哀想とか、とんだ驕りやったなと思い知らされて、何が幸福で何が不幸かなんて他人が判断するもんではないと思う。

 

従兄のお母さんが存命で居場所がわかったんで日曜日に会いに行く事になってるけど、話が出来る状態かどうかもわからないし、とりあえずお見舞いかたがた、従兄の事も知っているのかどうかもわからないので話すつもりはないけど、身内がいないようなら後見人になってもいいかなとか。もし亡くなった時に伯母さんと一緒なら埋葬させてくれるかもと淡い期待も持ってます。

 

伯母さんとは信心の話で会いに行って、入会まで適ったものの、もともと学会員で当時住んでた家の大家が幹部だったんで入信勤行を終えた後に部屋にやってきた時はびっくりした。邪魔されなくて良かったよほんと。

一帯も学会員が多かったし、伯父さんが亡くなった時に、もう親戚づきあいしませんって一方的に宣言されてたのもあって、なかなか敷居が高かったんだけど、指導で訪ねたりもしてたんだけど、ある時、お仏壇にかけられているご本尊様に違和感を感じて、魂がないと言うか、本来自然とありがたいと頭を下げたくなるのがまったく何も感じない。私の感覚がおかしいのかと確認したら当時大石寺から破門された学会が信者の家を回ってご本尊様を回収して、代わりに勝手に印刷したものを渡していた事をそこで初めて知りました。伯母は新しくなって綺麗でしょって言ってたけど、こんなもん拝んでも何のご利益もないよと伝えておきました。多分今も学会員の多くがそうなんじゃなかろうか。恐ろしい所業です。

 

日寛上人様の御形木のご本尊様も印刷ではあるけど、念の入っているのと、ただ紙に機械で印刷したまがいものが同じであるわけがない。どれほど奢ってるの?それを指示した幹部は。本当に腹立たしい。