病弱な高校生少年と級友の友情を描いた物語です。憧れが羨望になり嫉妬になり、やがて愛情へと変わってゆく思春期の繊細な心の揺らぎを連載でお届けしたいと思います!

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

高校進学なんて諦めた方が

良かったのかもしれない。

 

 

 

 

無意味に生きながらえるのが

人間に課せられた定めなら、

僕は大人しく家のベッドの上に

いるべきだった。

 

 

 

 

昨日と同じような今日を生き、

今日と同じような明日を生き、

よし! 目標は五十歳を超えること!

って声高らかに宣言して。

 

 

 

 

でも、僕は望んでしまった。

映画とかアニメのような青春。

 

 

 

 

どうせ消化していくだけの人生なら、

僕にも当然、同級生たちと同じ

ような青春に飛び込む権利がある

と思っていた。

 

 

 

 

けど、理想と現実の差は残酷だった。

 

 

 

 

 

受験からの解放感とか環境の変化とか

諸々のことが重なって、僕は入学早々

体調を崩した。

 

 

 

 

一週間程度の入院を余儀なくされて、

久しぶりに学校に行ったら見事にぼっち。

 

 

 

 

担任が、僕が三人集まったような

真面目そうなグループに

「混ぜてやれ」とか声をかけて

くれたけど、正直屈辱だった。

 

 

 

 

こういうの、配慮じゃなくて

辱めって言うんだよ。

そう抗議したかったが、

多分あの担任は理解できないと思う。

 

 

 

 

偏見だけど、そういう顔をしている。

生活態度も人間関係も

何もかもが大雑把(おおざっぱ)で、

繊細なことには思考が働かないって

雰囲気。

 

 

 

 

僕が何かを言ったところで、

宇宙人と話しているような気分に

させられる、そもそもからして

違うっていう雰囲気。

 

 

 

 

 

【続きます】

 

 

 

 

 

 

 

 

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