宮崎からは帰京しています!
今年は、やはり20周年と言う事で、いつにも増して盛りだくさんで充実していました。
あまりに毎日、毎日、素晴らしい経験ばかりだったので、振り返るには少し時間がかかりますが…
まずは、ピンカス・ズッカーマン氏の音楽、本当に素晴らしいひと時でした。
彼の室内楽、ジュリアン・ラクリン氏との師弟共演となったバッハのドッペル、チャイコフスキー交響曲第5番…
夢のような時間でした。
ズッカーマン氏が練習中、指揮を振りながら、チャイコフスキーの気持ち良いメロディーが出てくると『Enjoy!』と、良く言うのです。そうすると、やはり音が変わるのですよね… 彼の存在は、本当に大きいです。
そして、今年は更に忘れられない思い出が出来ました。
メインであるチャイコフスキー交響曲第5番の指揮が終わり、万雷の拍手の中何度も何度もカーテンコールがある中、なんと私のところにズッカーマンがやって来て!
楽器は何を使ってる? と。
私がファニオラですと答えると、貸してと言って、私の楽器を持って演奏を始めたのですーーーー
うわぁぁぁ、私の楽器をピンキーが弾いてるーーーーー
と、大興奮状態です。
また、これが我が楽器とは思えない、それは甘く美しい音色でして。。
どうして、同じ楽器でこうも違うわけ??と、悲しくなりましたが
素晴らしい思い出となりました。
が、本番前にしっかり松脂を塗らなかったので、ピンキーが弾き終わり楽器を返される時に、もっと塗った方が良いよと笑われました。がぁん、恥ずかしい
でも、自分の楽器があんな巨匠に弾いて貰えるなんて、ファニオラさん、良かったね
音楽祭最後のパーティにて。
さて、そんなピンキーのコンサートは東京紀尾井ホールでもあり、そちらも行って来ましたが、オールベートーヴェン、素晴らし過ぎて、、、もはや神。
後半演奏された大公トリオは、昨年レコーディングしていただけに、あぁ…こうやって演奏するのねと非常に勉強になりました。
紀尾井ホールの翌日は、ピンキーの愛妻で素晴らしいチェリストのアマンダがオフと言う事で、東京で過ごしました。
ランチの後、ネイルがしたいと言うので、表参道のペネロピへ連れて行きました
こんなに綺麗にして貰ってましたどうしても、スワロフスキーをのせたかったのだそうです
素晴らしい伴侶であるピンキーは、相変わらず彼女が可愛くて仕方ない様子 演奏中も見つめ合い、愛し合ってるのが伝わって来ます
アマンダと。また来年
音楽祭の思い出は、また分けて書きます