こんばんは。

今日、エクスペリメンタルコンサートが終わりましたバイオリン

「今をうつす、未来へつなぐ~現代音楽の夕べ」

と題して、

武満徹、三善晃、間宮芳生、芥川也寸志、そして野平一郎先生の作品を演奏しました。

私は後半の弦楽アンサンブルで
芥川先生の「トリプティーク」
野平先生の作品は、尾高賞を受賞された「彼方、そして傍らに~ハープと室内楽のための~」
そして最後は、武満徹の「ノスタルジア~アンドレイ・タルコフスキーの追憶に」

を演奏しました。

いやはや、頭すごい使いました!
変拍子なので数を数えるのが大変で、つくづく音楽家って頭も良くないと出来ないなぁと。
そんな作品を書き上げる作曲家って頭の中、どうなってるの????
と、天才達の作品を演奏しながら考え込みました。
が、考えても考えても凡人の私にはとても追いつけない世界にいらっしゃる皆様なのです。。

邦人作曲家の凄さを改めて感じました。

武満作品は、黒澤映画とも密接な関わりがありますが
映画を観ていたら信じられない程美しい音楽が流れて来て、これ、誰の曲!?
と思うと、武満徹で、、、子供ながらに衝撃を受けたのを覚えています。
「僕が映画を好きなのは、映画は音楽だ、と思っているから」
と語っていらっしゃったそうな。

今、考えると本当に贅沢ですよね。。。

日本人で良かった!!!
と思える素晴らしい作品達を演奏出来て、本当に嬉しかったです。

終演後、徳永先生を囲んで音譜
先生は、前半で武満徹の悲歌をソロで演奏なさっていましたが、素晴らしかった~!
そして、もちろん後半のアンサンブルでは先生がコンマス。
リハーサルでも、限られた時間の中でご指摘なさることが本当に的を得ていて
それだけで音楽が格段にブラッシュアップされていって、、、
流石だなぁ改めて先生ってすごい‥‥と。



そして、聴きにいらしていた宮崎県知事の河野さんともパチリ。



さてさて、本日5月5日は野平一郎先生のお誕生日ケーキ

ということで、終演後はサプライズでお祝い!!!





ケーキが登場ケーキ



おめでとうございますクラッカー


現代曲、大変勉強になりました!!!
今日のコンサートはNHK収録が入っていたので、またオンエアが分かったらお知らせしますね。

さ、明日からはまた編成が大きくなって次のコンサートのリハーサル。
がんばりまーす。

では、おやすみなさい。