本日、新たなミス日本が誕生しました
今年も審査員という大役を仰せつかり、朝から審査して来ました。
グランプリは、シンクロ元日本代表の芳賀千里さん。
皆さん、とても緊張していて、水着審査の時には細い足がガクガク震えているのが分かって…頑張って！と、抱き締めたくなっちゃいました。笑
質疑応答の中で、昼顔が話題になったけれど観た人はどう思いましたか？との質問に、とある子が、
「不倫してしまうのは、心に闇があるからです。それは、ズバリ、孤独です！」
と、言い切ったのには脱帽…。まだ２０歳そこそこなのに。凄いな～
「でも、私は結婚したら孤独を感じる事の無い温かな家庭を作りたいです。」ニコッ
と、可愛い笑顔で最後を締めていました。
何だか、無邪気で可愛いくて…笑ってしまいました。
美しさってなんでしょう。
毎年、コンテストの審査をする度に考えます。
顔の造作やスタイルだけでは無く、雰囲気や表情…魅力的と言われるのは、その人が現われただけで空気が変わるような、周りを包み込むような、そんな人。
ステージに出て来ただけで、空気を変えられるような魅力的な音楽家になりたいものです。
チャイコフスキーは、不倫では無いにしても、自身の叶わない、そして決して許されない恋の気持ちがとても良く描写されていて、演奏しながら何度も泣きそうになってしまいます。
切なさや、苦しさ、愛しさ、温かさ、、、言葉では言い尽くせない心の動きを表現出来るよう、最後の追い込みです。
30日、良い演奏出来ますように。