こんにちは。

もう!マークを付ける元気が正直無いくらい、
疲れがかなり出て来ているような。

昨日、一昨日のコンサートがあまりに凄すぎて
ちょっぴり圧倒されて、吸い取られた感があります。

ブルッフのソリストで急遽来日された諏訪内さん、
やはり。めちゃめちゃ美しかったです。。。

しかも奏でられる音は、
あのスリムボディーからは想像出来ないくらい爆音で、
力強くもありーの繊細な音色もありーの、
もう完全にポーっと見とれてしまいました。

天は二物も三物も・・・・はぁ、ため息が出てしまいまする。

でも、素晴らしい方々の中で大変恐縮ながら
今は一番前で弾かせて頂いているので
見とれてる場合でもなく、ちゃんと弾かなくちゃと
必死でもありました。

そして、巨匠スッカーマン氏の登場。

いやはや、ズッカーマン氏、凄まじかったです・・・

最初のリハーサルの時は、終わった後
あまりの衝撃でオケメンバーが立ち上がれないという事態に・・・

雲の上のまたそのまた上といった感じで
もちろん近づきたいと思うんだけれども、
努力して手に入れられるという領域ではないくらいで

神様みたいでした。

あんな音が出せる人が世の中にいるなんて・・・

やっぱり、彼のような音楽家は
神様から与えられた使命なのでしょう。

二日間のプログラムは本当に贅沢でした。

諏訪内さんのブルッフのコンチェルトの他にも

ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンの為のコンチェルトでは
ソリストは、三浦文彰くん、漆原啓子先生、諏訪内晶子さん、徳永先生
と、ものすごく豪華なソリスト陣で、

ズッカーマン氏指揮のベートーヴェン、エグモントがあり。

翌日は彼のヴィオラでヒンデミット葬送音楽に始まり
彼のパートナーである、アマンダ・フォーサイス氏による
ブルッフのコルニドライ、アダージョ。

ズッカーマン氏のソロでモーツァルトのロンド。
彼の指揮でシンフォニー29番、35番ハフナー。

練習は一日で本番は二日という、なかなかハードスケジュールなのに
内容がとても濃かったので

嵐のように過ぎ去っていった感じがします。

さて、今日からはウィーンフィルコンサートマスター
ライナー・キュッヒル氏が来日。

彼と、ボリス・アンドレアノフ氏とのブラームスのドッペル。
更にモーツァルトのシンフォニー40番と、フィガロ。

またまたカラーが変わって、ウィーンの風を感じつつ
最後のコンサートに向けて、もうひと頑張り。

先月の29日からさすがに長いっす・・・

が、頑張るます!!!!!!

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