福島ライブ | RAM WIRE ユーズ オフィシャルブログ 「Carpe diem」 Powered by Ameba

福島ライブ

昨日は、福島、桜の聖母短期大学にて、『グリコ』さんと、『ラジアンリミテッドF』さんとのチャリティー企画にて、ライブさせて頂いてました。


つつがなく、二曲目の『名もない毎日』を歌っていた、まさに、その時です。

私はイヤモニ(イヤフォン状のモニター)を使っていたので、はじめ、皆さんの表情が変わった時は、出音のモニターに何か支障があったのかと思いましたが、足元が大きく揺れるのを感じ、気付きました。

地震でした。

しかも、かなり大きめな揺れ。

怖い。

長い.....

曲はストップされ、皆、固唾を呑みながら地震がおさまる事を待ちましたが、それが思いのほか長く、さらに大きくなるかのような不安を煽る感覚で、継続される感じがほんとに、、怖くて、、





会場では、泣き出す子が驚くほど連鎖していきます。
そのあまりにも敏感な反応が、今も皆が抱えてる計り知れない痛みや、怖さからなのだと、胸が締めつけられました。

なんだか、地震が怖いというより、吐露されたその現状に涙がでそうでした。

私は動揺しまくり、、、

でも、地震が止むのを待って、やまだひさしさんと学長さんのすぐさま安心をくれる的確なトークになだめられ、
場は仕切り直し、、
もう一曲歌わせて頂きました。

『大丈夫、僕ら』


今までだって、必死に歌ってたつもりだったけど、
アッパーチューンだけど、
今までにないくらい、必死に切実に、笑顔をふんばって歌いました。

この曲歌ってる時に、泣いてるお客さんを見たこと無かったけど、今日は、いっぱいいた...。

みんなも、わたし自身も、言い聞かせるように、そうなるように、、、。


この曲があってよかった。


大丈夫!!大丈夫、大丈夫!!!
って声に出して、
心の声にも出して、とにかくいっぱい言いました。
みんな、少しずつこわばった顔がほどけていってくれて、よかった[みんな:01]





みんな、ありがとう[みんな:02][みんな:03]


今回福島に来て、まさにライブをしてるその時に地震にあったことは、何か意味があると思います。

今日の事はずっと忘れません。

そしてあの日の、あの時の『痛み』は、むしろ離れた場所に住む私こそ、絶対忘れちゃいけないと再確認しました。

今も、なんら変わらず痛みを抱えてること、びくびくしながら怖さと戦ってること、復興も進まない地域の事実、大変な現状のこと、原発のこと。


とても無力に感じるけど、




これから遠くから近くから、無力ながらも頑張って歌うから、いろんな言い方でずっと『大丈夫だよ』って言い続けるから、みんなに少しでも届いてくれたら嬉しいです。

だから、良ければ私達のうたを聴いてみてください。




今日収録された番組は、
12/14(金)25:00~29:00 TOKYO FM 『やまだひさしのラジアンリミテッドF』
にて、放送されます。

グリコの皆さん、やまださんをはじめラジアンリミテッドの皆さん、全スタッフの皆さん、そして桜の聖母短期大学の皆さん
今日は、このような意味のあるライブに参加させて頂き本当にありがとうございました。




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