ひ~くんの英語よもやま話=439= 戦争の狂気+)

Sunday August 11, 2024

 

 

ニコニコ原爆投下3か月後のアメリカ人の世論調査の記事(Democracy Now)を抜粋してお知らせします:

ダイヤオレンジIn November 1945, Fortune magazine published a survey about the bomb that provided insight into American thinking about atomic weapons and wartime ethics, but also revealed the strong retributive instincts and anti-Japanese sentiments in the hearts and minds of many Americans. Less than 5 percent of the public opposed the bombing, while 14 percent favored a "demonstration strike"-an initial use of the atomic bomb on an isolated target in an unpopulated area to warn Japan of the destructive power of the new weapon, and only attacking cities if Japan then refused to surrender.  Shockingly, 22.7 percent of the public said that the US “should have quickly used many more of them [atomic bombs] before Japan had a chance to surrender.” This aggressive and vengeful impulse was widely shared among Washington leaders and the American public. When you have to deal with a beast you have to treat him as a beast.” The Indiana Evening Gazette even cooly proclaimed that “Death Knocks at Every Jap’s Door” and reported that 1,000 nuclear weapons “destroy virtually all life and property in the enemy homeland.”  194511月、『フォーチュン』誌は原爆に関するアンケートを発表し、原爆や戦時倫理に関するアメリカ人の考え方を洞察するとともに、多くのアメリカ人の心の中にある強い報復本能や反日感情を明らかにした。

原爆投下に反対した国民は5%未満で、14%が「デモ爆撃」(新兵器の破壊力を日本に警告するため、最初は人口の少ない地域の孤立した標的に原爆を使用し、日本が降伏を拒否した場合のみ都市を攻撃する)を支持した。衝撃的なことに、国民の22.7%が、アメリカは「日本が降伏するチャンスがある前に、もっと多くの原爆をさっさと使うべきだった」と答えた。この攻撃的で復讐心に満ちた衝動は、ワシントンの指導者たちやアメリカ国民の間で広く共有されていた。獣を相手にするときは、獣として扱わなければならない」。インディアナ州の夕刊紙『インディアナ・イブニング・ガゼット』は、"Death Knocks at Every Jap's Door"(すべてのジャップの扉で死がノックされる)と冷淡に宣告し、1,000発の核兵器が "敵国の事実上すべての生命と財産を破壊する "と報じた。

 

ニコニコ上記は、戦争は人を狂わせる話しといえるが、これは同時に日本にも向けられるものである。19452月、近衛文麿元首相を中心としたグループが、戦争の終結を求める「近衛上奏文」を昭和天皇に進言しましたが天皇はこれを却下したのです。「耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び……」を涙し平伏して聴いた国民はいったい何だったのでしょう……

 

ニコニコToday in History:

 

ダイヤオレンジOn August 11, 1945, the Allies rejected Japan's offer to surrender on the condition that Emperor Hirohito retain his status. 1945811日、連合国は天皇陛下の地位を維持することを条件にした降伏の申し出を却下した。

 

ポツダム宣言 に対する画像結果

 (ポツダム宣言受諾)

 

注:日本は連合国のポツダム宣言を1945814日に受け入れ、92日に連合国への降伏文書調印に至り(写真)第二次世界大戦は終結した。

 

うさぎ列島は、猛暑、台風、豪雨、地震多発に悲鳴を上げています。災害の少ないことを祈るばかりです。ちょうど今、18:50に今日も日没を迎えました。今日もお読みいただきありがとうございました。ご感想を hidemi@kvision.ne.jp 迄お寄せくださると嬉しいです。