ひ~くんの英語よもやま話=362= (人間はなぜ歌をうたうのか? =4= + 雑感)

Saturday, May 11, 2024

 

ニコニコ拙ブログでは、混沌の時代にこそ、世界中の政治家たちに歌の世界に浸って欲しいと願い、随時、童謡や民謡やフォークソングの魅力を訴えてきました。 先日から、「人間はなぜ歌をうたうのかについて、理論的に説いている“Psychology Today”などの記事を読んでいます。今日は、このテーマでの最終回です:

 

ダイヤオレンジEntertainment and Performance” Concerts, musicals, and karaoke provide entertainment for both performers and audiences. Singing can be a thrilling experience, whether on stage or in the shower!  エンターテイメントとパフォーマンス: コンサート、ミュージカル、カラオケは、演奏者と観客の両方にエンターテイメントを提供する。ステージでもシャワー中でも、歌うことはエキサイティングな体験になる!

 

ダイヤオレンジPhysical Benefits”: Singing requires proper breath control, which can improve lung capacity and overall respiratory health. Singing engages [=involves] various muscles, promoting good posture and coordination. 健康増進効果:歌うには適切な呼吸コントロールが必要で、肺活量と呼吸器全体の健康を改善することができる。歌うことは様々な筋肉を鍛え、良い姿勢と筋肉の調和をよくする。

 

ダイヤオレンジEvolutionary Origins: Some theories suggest that our ancestors used vocalizations (including singing) as a defense mechanism. Group vocalizations during hunting or combat may have helped intimidate predators or rival groups. 進化的起源 :私たちの祖先は、(歌を含む)発声を防御術として用いていたという説がある。狩猟や戦闘の際に集団で発声することで、外敵や ライバルの集団を威嚇していたのだろう。

 

ダイヤオレンジIn summary, singing serves a multitude of purposes, from emotional expression to social bonding, and it continues to play a significant role in human culture and evolution. So, next time you find yourself humming a tune, remember that you're part of a long tradition! まとめると、歌は感情表現から社会的結束まで、多くの目的に役立っており、人類の文化と進化において重要な役割を果たし続けている。だから、今度自分がハミングしていることに気づいたら、自分が長い伝統の一端であることを思い出してほしい!

 

うさぎGroup vocalizations during hunting or combat may have helped intimidate predators or rival groups.狩猟や戦闘の際に集団で発声することで、外敵や ライバルの集団を威嚇していたのだろう。の件(くだり)は、ラグビー、オールブラックス(ニュージーランド代表)のハカと呼ばれる、ウォークライ(War Cry)が連想されます。

 

うさぎSo, next time you find yourself humming a tune, remember that you're part of a long tradition! だから、今度自分がハミングしていることに気づいたら、自分が長い伝統の一端であることを思い出してほしい! と締めているのは、構えることのない、粋な結語だと思う。

 

うさぎ立夏も過ぎ、風薫る五月、友人のKさんから、昨年より1週間早くホタルが飛んでいたとの便りが届きました。

 

♪ 夏は来ぬ ♪

卯の花の、匂う垣根に

時鳥、早も来鳴きて

忍音もらす、夏は来ぬ

 

さみだれの、そそぐ山田に

早乙女が、裳裾ぬらして

玉苗植うる、夏は来ぬ

 

橘の、薫るのきばの

窓近く、蛍飛びかい

おこたり諌むる、夏は来ぬ

 

楝ちる、川べの宿の

門遠く、水鶏声して

夕月すずしき、夏は来ぬ

 

五月やみ、蛍飛びかい

水鶏鳴き、卯の花咲きて

早苗植えわたす、夏は来ぬ

 

うさぎ今日もお読みいただきありがとうございました。 ご感想などお寄せくださると嬉しいです。 どうぞよい週末をお過ごしください。 hidemi@kvision.ne.jp