~くんの英語よもやま話=314=(ある少女の一生+ちびまる子ちゃん)

Sat. 03/09/2024

 

 

ニコニコ渥美 由喜氏(ワークライフ・コンサルタント)の「くらしの明日」と題するコラムの中に次の一節を見つけた:十年ほど前に小児ガン病棟で出会ったM ちゃんは、5才で亡くなったが、死の直前まで、自分よりも小さい子たちを励まし、手を伸ばしつづけていた。輝きは明るい所ではわからない。 薄暗い中で周りを照らそうとする彼女の姿は、今も私の心の中で輝いている。

 

英語試訳を添えてみましょう; I came across the following passage in a column by Atsumi Yoshiki (Work-Life Consultant) entitled " Livelihood Tomorrow ″M-cyan whom I met about 10 years ago in the child cancer ward, died at the age of five, but until her death she continued to encourage and reach out to children younger than herself.  Brilliance is obscured in bright light. The image of her trying to illuminate her juniors in the dim light still shines in my mind.

 

 

キョロキョロ気になる日本語表現: 会話の中で「~じゃないですか」が流行り出して、もう数十年、一向に衰える気配がないどころか、日常表現として定着している。 これって、持論を相手に押し付けて、はばかるところがない、いわば“自己中丸出し表現であると思う。

 試しに、今、思いついた例文をあげてみましょう。「これって自己中丸出し表現じゃないですか」。 もうひとつ、「あの人、ノーネクタイで挨拶に来るって無礼じゃないですか」。 名は体を表す。自己主張をことさらに是認する社会になっていることの証左かもしれません。

 

ウインク鳥山明さんという漫画家の訃報が大きく報道されていましたが、実は、鳥山明さんがどういう人でどんな作品を作っていたのかまったく知りませんでした。 同じ日に、ちびまる子ちゃんの声優であった、TARAKOさんという方の訃報もありました。 「ちびまる子ちゃん」はとても楽しいアニメ漫画で、とくに夕陽に向かって子どもたちが歩き、その長く伸びた影のなかに猫がひょいと現れ、見送る最終シーンはいつ見ても、しみじみとした哀感を起こします。

 

ちびまる子ちゃん 、猫、夕陽。最終シーン、画像 に対する画像結果

 

うさぎ今日もお読みいただきありがとうございました。 よい日曜日をお過ごしください!

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