~くんの英語よもやま話=305=(習字について語り合った!)

Thu. 02/29/2024

 

 

習字 画像 に対する画像結果

 

 

 

ニコニコ昨、228日の公民館講座で、以下のテキストを用意して学んだ。先ずはテキストをお読みください:   

 

習字について、思いついたことがある。 あれは確か小学校の五年生の頃だったと思う。 習字の時間の課題は「晴天遠足」だった。そして、なぜか「晴天遠足いなりずし」という言い回しを口ずさむようになった。 学校で遠足に行ったとき、いつもいなりずしがお弁当に入っていた。普段は親友というほどの仲ではなかったけど、どういうわけか、田野哲也君という友達と弁当の中身をよく交換していたものだ。 初めに話を戻すと、習字の課題となる文字はこどものこころに深い印象を残すのではないかということである。 「ともだち」、「はるのおがわ」、「新春希望」、「友達親切」、「春、夏、秋、冬」、「平和な世界」、「静かな海」などといった文字を懸命に書きつけると、文字のこころが子供たちのこころに染み入ってくるのではないだろうか。だって、ぼくのこころにかくも明瞭に「晴天遠足」は残っているのだから。 数年前に、田野哲也君の訃報を聞いたとき、思い出したのは「晴天遠足いなりずし」だった。

 

An idea occurred to me about calligraphy. I think I was maybe in the fifth grade of elementary school. The assignment for the calligraphy class was a "晴天sunny day遠足excursion". Then, for some reason, I started humming the phrase "晴天sunny day遠足excursion いなりずし Inari-zushi". When I went on field trips in school, I always had inarizushi packed in my lunch box. He, whose name was Tano Tetsuya, and I weren't usually best friends, but somehow we would share the contents of our lunches in the field or on the beach. To go back to the beginning topic, I suppose that the letters that are to be written in calligraphy would leave a deep impression on children's minds.  When children write the words such as "ともだちfriend," "はるのおがわSpring Brook," "新春希望New Year's Hope," "友達Friends 親切Kindness," "Spring, Summer, Autumn, Winter," "平和なPeaceful 世界World," "静かなCalm Sea," and so on, the heart of the letters will surely seep into their hearts.  As proof, "晴天sunny day遠足excursion" remains so clear in my mind. When I heard the news of Tano Tetsuya’s death a few years ago, what I remembered was the "晴天sunny day 遠足excursion いなりずしinari-zushi. 

 

ニコニコ底冷えの中、12名の受講生が参加くださり、愉快で、おもしろい語りを楽しみました。みなさんの習字体験、思いなどを以下に書いておきます。それと講座の風景も加えましょう:

 

「小学生、中学生の時代は紙が貴重品だったので、授業で習字を習ったのは高校に入ってからでした」、「墨(すみ)をする労を避け、墨汁にたよると、繊細な味がでなくなる」、「小学校の机には習字用具を入れるところが作り付け(built in)であった」、「習字大会で、よくかけた作品に墨をぽたりと落としてしまった」、「習字と書道って違いがあるのでしょうか?」、「書道の、"道"が嫌いです。 もったいぶってすぐに流派をつくる」、「そうですね、茶道も華道もみな同じ。習うのに高額のお金がからんできます」、「せっかくの伝統が因習になってしまう」、「近年、高校の過程で、書道専修の芸術コースを設ける学校がいくつかあるそうです」、「こどものころから、字形を崩した習字を教えている教室があるが、まずは形から入らないといけないと思う』などなどの意見がありました。 

 

 ニコニコ自由な意見をいう時間には「歯磨きのとき、洗面台に片足のせて磨くと脚力が養われる」 、「そんな無茶な、自然体が一番だ」、「新潟にスキーに行ったけど3日間とも滑れなかった。 温暖化、否、灼熱地獄が迫っている」、「高齢になるとつめがよく伸びるけど、実は伸びはむしろ鈍くなるそうで、高齢者の時間感覚の変化が原因だろう」など意見が飛び交いました。国会議員が、紙に書かれた原稿に目を落としながら議論するのとは、大きな違いです。 予定調和からは驚き(wonder)が生まれない。生まれるのは、さ迷い(wander)だけだ!

 

 ニコニコ歌の時間では、女性の方々が、♪エーデルワイス♪、♪ユーアーマイサンシャイン♪、♪ロウロウユアボウト♪をいつものようにリズムに乗った、明るい声で、低音の男性をリードしてくれました。

 

うさぎあっという間に、90分は流れました。 お互いがお互いに「ありがとう!」を言って底冷えの増した外気の中を家路へ急ぎました。

 

うさぎ今日もお読みいただきありがとうございました。 ご意見・ご感想などお寄せくださると嬉しいです。 ひ~くん

 

hidemi@kvision.ne.jp