ひ~くんの英語よもやま話=128=(緑輝く季節に因んで)  Sat. 23/04/29

 

How to Use Different Color Flowers in Your Garden

   

 

緑輝く季節である。 季節に因んで花や植物について学び、大自然の凄さをより深く感得(appreciate)したいと思う。  記述内容の新鮮さとその文体に惚れているDK社のCONCISE ENCYCLOPEDIAのFlowers and Fruits の項を一緒に読んでみましょう: Flowers help ensure that a plant is pollinated so that it can produce seeds and fruit.  A fruit is anything that contains a seed or seeds, from a coconut to a tomato. (花は、植物が受粉して種や果実ができるようにするためのものである。 果実は、ココナッツからトマトに見られるように種を一個、あるいはたくさん持っている)

注:ensure=make sure 、 produce seeds and fruit  ※fruit にsが付いていないのは、果実全般をまとめて捉える英語の物の見方のためである。 ここで、fruitsと言っても可であるが、そうすると、ことさらに種類が強調されてしまう。 A fruit is anything ※ A fruitで始まっているのは、数ある果実の中で、(リンゴとかミカンとか不特定の)一個の果実を思い描いているからである。 anythingは <何でもあり>だが、that 以下で制限がかかっている。

 

次にPlantsの項を読んでみましょう: Plants make their own food out of water, air, and sunlight. This makes them the starting point of most food chains, and most other living organisms depend on them for food. Plants have adapted to the most extreme habitats, from hot desert to icy tundra. (植物は、水、空気、太陽の光から(自分の組織を構成する)糧を作っている。そのため、ほとんどの食物連鎖の起点となり、他のほとんどの生物は植物に食べ物を依存している。植物は、暑い砂漠から氷のツンドラまで、最も過酷な環境に適応してきた) 

注:Plants make their own food out of water, air, and sunlight. ※ water, air and sunlightはいずれもnonliving thing(無生物)である。 food chain はa series of organisms interrelated in their feeding habits, the smallest being fed upon by a larger one, which in turn feeds a still larger one,(小さき動物がより大きな動物に捕食される一連の繋がり関係)と一般に説かれるが「植物がその起点となる」にはっとさせられた。organism=creature (有機体・生物)、Plants have adapted to~ 植物は~に順応してきた。 植物は環境に順々と合わせてきたのであって、機械的,機能的にadjustしてきたのではない。 habitat = 動植物の生育地 同系語:inhabitant(居住者)、habitation (居住地)

 

キョロキョロ先日、公民館講座の際、プラトンの学校、academy はギリシア, アテネ(Athens) の森の名前から来ていると説明したところ、ギリシアから森のイメージが湧かないとの質問がありました。 そこでアテネの植物相(flora)を調べてみました(写真)。 森は思考、哲学の生まれる場、例えば、アリストテレス(アテネの森)、空海(四国の森)、仏陀(菩提樹の森)、であることは、以前のブログに書いています。

 

academy of athens greece に対する画像結果

 

 (アテネ 郊外の森) 

 

キョロキョロ大型連休初日ですが、当地は冷たい雨が朝から降り続いています。プランターに植え付けて、もう7~8ねんにもなるクレマチスが今年も大きな赤い花を20個くらい咲かせています。 今日の雨に耐えて、明日も輝いてくれるでしょう。皆さん、よい連休をお過ごしください。 ひ~くん

 

hidemi@kvision.ne.jp