ひ~くんの英語よもやま話 ~英語を楽しく学びましょう~ =25=  Friday, 2022/7/22

 

 

ニコニコ読者の皆様から頂いた声(voices from the readers):ラブレター金子みすゞさんの詩は、大好きです‼ それは、まさに、先生が書かれているように、根底に流れているみすゞさんのdiversity(多様性)に惹かれるからだと納得しました。 人類は多様性の大切さや必要性をわかっているのに、いつのまにか偏ってしまっているのですね。 先生の言葉通り、我々みんなが多様性の大切さを繰り返し反芻する事は本当に意味があることだと思います(周南市 TNさん 女性)。 ←ニコニコ 組織の中に入ると、組織の中のことに没頭します。 没頭はしばしば高評価されます。 非没頭者は不真面目、非協力的 などのレッテルが貼られます。 世間の敷く尺度に巻き込まれないようにしたいものです。みんな違ってみんないいと自分に言い聞かせ、実行する勇気が必要です。 学歴社会では学業成績一番は優等生、ビリは劣等生です。ビリさんは、みんな違ってみんないいと自分に言い聞かせ、我が道をゆく勇気が必要です。筆者なら、「僕はクラスの潤滑油…下支え」などと言いいたいものです。 とは言え、やっぱり難事ではありますね。

 

 

ニコニコお盆シーズンが間近になりました。 昭和の列島では、生まれ故郷へ急ぐ人々の群れがありました。 令和の列島では、その様相は大きく変わってきました。 しかし、お盆、法要、先祖、故郷…などは時代の変遷に関わらず、日本人の心の奥深くに存在するものでしょう。 その中心には誰もが避けることの出来ない、死があります。 死について、少しばかり語ってみたいと思います。


 

ニコニコ今年の5月1日に次のような、訃報(一部加工)が メールボックスに入ってきました。

 

アメリカ右矢印日本 Death: From: xxxxxx@comcast.net

Sent: Friday, May 1, 2020 4:51 AM

To: Masamura, Hidemi

Subject: Sad News

 

Dear Hidemi & Kumiko

 

I have to tell you that my dear husband, Zeke, passed away on Tuesday, April 28.

He was 97 years old and we had a beautiful life together.

I hope you and your family are well.

 

Sara

 

ニコニコZekもSaraも数十年来の大切な友人であり、悲しみは一入(ひとしお)でしたが、we had a beautiful life togetherという文言にほのぼのとした感情を覚えたのも事実です。 Saraにお悔やみを送りましたが、以後の返信はありません。 もう、タイピングできなくなったのか、それとも、大変な高齢なのでご健在なのか…知る由がありません。

 

ニコニコ次は、横浜に住んでいる孫娘の葬式体験です:My granddaughter, who was four at that time and living in a distant city, was taken to the funeral service for my father. On the way back home after the funeral, she asked in a wondering tone, “How come Mom and other grown-ups were crying, looking at the man lying in the box?” (私の父の葬儀に出た遠く離れて住む当時4歳の孫娘が、帰途、ふと不思議そうに漏らした疑問、それは、「ママや大人の人達は箱の中の人を見てなぜ泣いていたの?」だった)

 

ニコニコ死にまつわるwords & expressions: death penalty = capital punishment(死刑)、an accidental death(不慮の死)、、the cause of death(死因)、be stabbed / beaten/shot to death(刺され/なぐられ/撃たれて死ぬ)、be killed in a traffic accident (交通事故で死ぬ)、to mourn the death of a person(人の死を悼む)、、a memorial address/message of condolence(弔辞)、to express sympathy to the survivors(遺族に悔やみを言う)、to attend a funeral[=funeral service](葬儀に参列する)、a coffin/casket (棺桶)、a funeral home(斎場)、cremation(火葬)、burial(土葬)、pass away(亡くなる)、lose someone(人を亡くす)、a death tax=inheritance tax(相続税)、kick the bucket(お陀仏・くたばる)、 breathe one’s last (息を引きとる)、might as well die as disgrace oneself=would rather die than disgrace oneself (名を汚すよりも死んだ方がましだ)、an obituary (死亡記事)、He is survived by his wife and two children.(彼は妻と子供二人を残して亡くなった)

 

ニコニコ死にかかわる諺、格言: “Death ends a life, not a relationship.”--- Mitch Albom, American author(1958 -)(死は命を断ち切るが、互いの関係は生き続ける)、“Each night, when I go to sleep, I die. And the next morning, when I wake up, I am reborn.” --- Mahatma Gandhi, Indian lawyer (1869-1948)(私は、毎夜、眠るたびに死に、あくる朝、目覚めるたびに生まれ変わる)

 

ニコニコ最後までお読みいただきありがとうございます。お時間の許す時に、ご感想・ご意見をhidemi@kvision.ne.jpあるいはコメント欄に届けてくださると嬉しいです。 コロナが大変な脅威です。次回お会いできる日まで、どうぞお元気でお過ごしください!  政村秀實