前記事の【プロローグ編】では、I氏のブログがなぜ全削除に至ったのか?についての推考をしてみました。本稿は前記事の続編である【本編】となります。諸事情・経緯等をご存じない方には【本編】の前に前記事【プロローグ編】をお読みいただくことを推奨します。
創価学会員・ブーツが“創価への誹謗中傷”と断じたI氏のブログ記事の詳細
前記事で述べた通り、ブーツによる聖教新聞社への“I氏に対する写真使用(引用)許可の有無問い合わせ”が、I氏のブログが全削除に至る事態の唯一の要因であると私は確信しています。
池田大作か亡くなりました。20年くらいに渡って世間から消えていたので亡くなったことによる影響はないと思います。
創価学会に知り合いがいるから、自分は裏のことを知っているという人が近所にいて、池田大作は既に死んでいて、ミイラにされて創価学会の本部に安置されている、即身仏として特別の財務に応じた信者だけにこっそりと拝ませている、と10年以上前から言っていました。年配女性で多少の面識がある人です。
創価学会が池田大作の死を隠しているという話は良く聞きました。その場合は法律に従って死亡届を出して、火葬も法律が定めるように行なって、そのことを世間に公表しないというものです。火葬にせずミイラに加工してしまえば、今の法律では死体損壊罪になります。そんなことを行なって教団に得があるかどうか、何の利益もなく、世間に露見したときには世論から一斉に叩かれます。多数の法律の専門家を抱えている創価学会が気がつかないはずがありません。即身仏が信仰の対象になった江戸時代とは違っています。
最初に聴いたときからバカバカし過ぎると思っていたので、その人に池田はミイラになっていなかったねと言ったら、なっていた、わたしが事実をあちこちで語ってそれが創価学会に伝わったので、不味いと思って今さらになって死亡を公表したのだ、ミイラになっていた池田を火葬にしたと言います。
脳味噌の腐敗ぶりではネトウヨに負けない人です、言っていたことが外れたときの居直りのやり方も似ています。こういう場合に、死んだばかりの遺体を火葬にしたのか、十数年前に死んでミイラに加工していた遺体を火葬にしたのかといったことは確かめようがないので、言い張れば自分が間違っていたことにはならないのです。デマを語って、間違いと分かっても図々しく居直った者が勝ち、今の日本はそんな世の中になってきています。
寸評:ブーツはこの記事について「“池田大作氏は頭にウジが湧いたミイラにされている”という酷いデマをI氏は吹聴している」と大激怒しています。私は「I氏の知人女性が吹聴していた池田氏に纏わる荒唐無稽なデマをI氏が否定・批判する内容」と読みましたがいかがでしょうか?なお文中の「脳味噌の腐敗ぶりではネトウヨに負けない人」とはデマを吹聴していたI氏の知人女性を指しており、池田大作氏のことではないことは、普通の読解力がある方ならば一目瞭然でしょう。
創価学会は朝鮮人である池田大作が、戦後朝鮮から持ち込んだ朝鮮宗教である、といったことがネトウヨの間で盛んに言われました。
池田大作は江戸時代から続く羽田の海苔養殖業者の家に生まれている、創価学会は、初代会長が牧口常三郎で二代会長が戸田城聖で、創立は1930年で、大戦中に特高警察に弾圧されたことは良く知られており、池田大作が戦後になって朝鮮から持ち込んだ宗教という話は、どうやっても成立するものではないのですが、ネトウヨの間では広まり信じる者も多数いました。
創価学会はろくてもない金集め宗教で、戦後最初に貧困ビジネスをやって成功した団体でした。家賃に苦しむ貧困者に市営住宅を世話する、自活できない貧困者に生活保護を世話する、その代わりに聖教新聞を取らせて、教団の催しに強引に連れ出し、そのうち抜けられないようにする手口で組織を拡大してきました。
これを成功させるためには、行政に対して横車を押せる地方議員が必要であり、創価学会が早くから地方議会に進出する要因になりました。創価学会と公明党の地方議員とは、持ちつ持たれつの関係にあって、自治体の福祉を利用して勢力を拡大してきたのです。
それが気に入らなければ、そのことを悪いと言うべきなのに、朝鮮宗教、朝鮮人という、歴史的な経緯からしてあり得ないことを言って非難する、それがネトウヨという人たちの手口なのです。
ネットのなかでは、事実に基づいた批判よりも、なんでも朝鮮にしてしまう方が支持が得られる、批判したい相手を朝鮮に絡めれば勝ちという状況があって、ネトウヨはそれに便乗したともいえます。全くもって嘆かわしい状態なのです。
デイリー新潮の記事によると元公明党委員長の矢野絢也氏が「池田大作氏の死去に備え、遺体保存の可能性を学会幹部から相談されたが、法律上無理だと判明し遺体保存の話は立ち消えた」と週刊新潮の取材で話した、とされています。
また評論家の佐高信氏によると、上述の矢野絢也氏は自著「私が愛した池田大作」(2009年刊)のなかでも“ミイラ化計画”の顛末を暴露していたとか。下に添付したのは佐高信氏のメルマガをまぐまぐニュースが抜粋したウェブ記事です。
ん~どうやら矢崎氏の著書がデマの大元のようですね。矢崎氏は「立ち消えた計画」と証言しているのに、人づてに拡散するうちに既成事実として語られるデマに変貌したのでしょう。そもそも矢崎氏の証言が真実である裏付けも無いわけで、どこまで信じるべき話なのか私には皆目分かりません。でも偉大な人物の遺体を永久保存したいと考える人がいたとしても不思議ではないかな、などと思ったりします。
ところでブーツ、当然お前はデイリー新潮や佐高信氏のことも聖教新聞社に通報するよな?(ニヤリ)