現在、IT企業に勤めており、同じIT業界の企業への転職活動における、ある企業の面接において、技術面接が課されることがあった。

技術面接では、事前に応募するポジションで使用するソフトウェアを使用すること、技術課題は当日発表され、面接官の前で作業する、という内容だった。

課題の内容が、当日までわからないものであったため、使用するソフトのどこまでの理解が求められるか、という点も事前に確認することが出来ず、対策も限られた時間内にどの程度までしておくべきか正解が無かった点が最も苦労した点である。

また、自身としても技術面接を受けることが初めてであったことと、対象企業の技術面接内容は公に公開されておらず、苦労した。

そこで、対象となるソフトに対して、一般的に「中級」と呼ばれる範囲までを、当日自然と手が動くようにする、また、作業のみでなく、ソフトに特徴的な概念や、関連する基本的な技術については、口頭ですらすら説明できるように準備を進めることとした。

実際の面接では、一つの課題が与えられ、その課題に対して作業し、最後に全体に説明することが求められた。

技術的な難易度は、基本的なものであったため、今回行った対策で、カバーすることができた。

決して正解を求められるようなら課題ではなく、課題をと解く過程や、方針、考え方について問われているような内容、質疑であった。

面接を終え、しばらくたった今思う、対策方法について最後にまとめる。

今回は、対象とするソフトが事前に指定されていたので、あとはどの程度それに対する理解があるかを自身で把握しておくことが必要とし、準備を進めた。

実際、この方法で今回はうまくいったと考えている。

まずは、客観的に自身が現時点で、どの程度の知識があるか把握することに努めるのが良いと思う。

次に、どの程度技術的な理解を深めるか、という点である。

対象となる企業によって、難易度の差はあるだろうが、転職活動における面接においては、いわゆる重箱の隅をつつくような内容が問われることはなく、基本をいかに抑えているか、また、技術的な理解とあわせて、実際の面接時の考察過程が重視されることを感じた。

したがって、技術的な事前の準備も可能であれば、深い理解があればよいが、それよりも基本をしっかりと抑え、与えられた課題に対して、手元の既知の知識をいかに活かすか、という訓練があればよいと考える。

対策方法としては、対象の技術に関する作業を口頭て説明しながから行うことで、実際の面接を意識しつつ、他人にとってわかりやすく説明する、つまりは自身の理解を深めることができるので、以降も技術面接が、ある場合はこの方法で準備をしたいと思うし、同じような悩みを持つ方がいれば、この方法はおすすめできる。

他にもまた、ここは事前にあまり意識できていなかった部分であるが、当日の面接官とのコミュニケーションも重要である。

たいてい、技術面接では、作業方針や内容について、説明が求められるので、作業に集中しつつも、簡単なメモを残す、などして、自分の作業の工程概要を説明できるように進めると良い。

多くの人は、当日緊張するであろうから、課題の難易度が上がれば上がるほど、自分がどういう意図でその設計をしたか、思い出すことも難しくなるであろうと思う。

そんな時に、メモ等を残しておくことで、自身の考えを振り返ることができる。

また、今回のような、時間制限のある課題の場合、ぎりぎりまで問題を解くのではなく、課題が簡単であれば問題ないが、もし時間内に解答を得られないと判断できたら、残りの時間を少し残し、あとは自身の作業方針、時間があった場合、以降の方針、または異なるアプローチなど、単に難しいからできないではなく、進捗報告するようなイメージで、質疑応答することで、重要なコミュニケーション部分のアピールが可能であると考える。

IT系の業務に従事しており、転職を考える場合、プログラミングテストなど、このような技術面接が課される場面が増えてきていると聞く。

確かに、面接準備という点では一時的な負荷が高まってしまうことは事実であるが、相手企業が求める技術レベルのマッチングにも使える要素であることは間違いなく、転職者自身にとっても、及ばない場合は、おそらく中でもやっていけない可能性が高いので、このようなプロセスを経ることは最もだと、今回初めて技術面接を経験して、感じた。

結果がどうあれ、技術に対して勉強を迫られ、それを発表する場が設けられることになるので、このような経験をできたことは、自身にとってプラスになるはずである。

私自身、この経験によって、個人的な技術面接へのハードルが下がったのは事実であるし、決して面接官は落とそうとしているのではなく、同じく仕事をする可能性がある者として、必要な素養があるかを見ているに過ぎないのである。

技術面接のある企業は、採用サイトにおいて、技術面接があることを、公言していることが多いので、その企業に興味はあるが、技術面接があることが、抵抗に感じる人であっても、どうかある種の経験だと思って、恐れずにチャレンジしてほしい。

今回の面接で縁がなかったとしても、こういった採用方式の企業の場合、半年や一年などある程度の期間をおけば、再度挑戦することが認められる場合がほとんどなので、そういった面から見ても、恐れる必要はない。

この記事に記載した内容が、同じような悩みを持つ方の一助になれば幸いである。