「マルチタスクが苦手なんです」
「1日のスケジュールが立てられません」
「やることが多すぎると、何から手をつけていいか分からないんです」
受講生さんや面談に来られる方から
本当にたくさんのご相談をいただきます。
この前インスタで聞いてみた時も、
「私もそうです!」というお声がすごく多かったんですよね。
では、なぜ
「優先順位がつけられない」
「マルチタスクができない」状態になってしまうのか?
実はこれ、「自己肯定感(自分への自信)」と
「脳の仕組み」が深く関係している可能性があります。
今日はその理由を2つのパターンでお話ししますね。
「不安」で脳のメモリが8割埋まっている
「自分に自信がない(=自己肯定感が低い)」状態だと
人から話しかけられた瞬間に
脳の中で自動的に「防衛反応」が働きます。
「難しいことを言われるんじゃないか」
「私に理解できるかな…」 「ちゃんとできるかな…」
そう思った瞬間、脳はフリーズ状態に。
つまり、脳の容量(メモリ)の8割が「不安や防衛」で占領されてしまうんです。
そうなると、人の話を聞くためのスペースはたったの2割しか残りません。
さらにその2割の中に
「相手の声のトーンがきついな」
「怒ってるのかな?」といった感情まで入ってくる
もう残りは1割程度。
本当はあなた自身に素晴らしいスペック(能力)があるのに、
脳のメモリがいっぱいで使えなくなっている状態なんです。
必死に理解しようとすればするほど頭に残らなくなり、結局
「指示されたことを理解するので手一杯で、何からやればいいか分からない…」
となってしまいます。
「すべてを完璧にやろう」としすぎている
もうひとつは、料理に例えるとすごく分かりやすいです。
例えば今から「お味噌汁」「卵焼き」「チャーハン」の3つを作るとします。
いわゆる“マルチタスクができる人”は、
実は「全部を中途半端に (同時進行で)進めている」だけなんです。
チャーハンを作りながら
お味噌汁を火にかけ、卵を溶き、
合間に洗い物もする。
キッチンは一時的にしっちゃかめっちゃかだし
包丁は置きっぱなし、フライパンも熱々。
終わった後はキッチンが散らかっていることも多いです。
でも、見た目上は「手際よく全部完成させている」ように見えますよね。
一方で、マルチタスクが苦手な人は
「全てを完璧に順番通りにやろう」とします。
「チャーハンを作り始めたんだから、まずはチャーハンを完成させなきゃ」
と1つに集中するため、そこに20分かかってしまう。
その結果、周りの“器用に散らかしながら進めている人”を見て、
「あの人はあんなに仕事が捗っているのに、私は1つしかできていない…」
と自分を責めてしまい
「やっぱり私はダメだ(=自己肯定感が下がる)」
というスパイラルに入ってしまうんです。
まとめ
優先順位がつけられなかったり
マルチタスクができなかったりするのは
あなたの能力が低いからではありません。
「完璧にやらなきゃ」と真面目に向き合いすぎているから
ただそれだけなんです。
そう知っておくだけでも、気持ちが少しラクになりますよ。
結局大切なのって
「じゃあ自分はどっちの自分でいたいかな?」
って考えることなんです。
次回は見方を変えてみるお話です![]()