もう数十年前の学生時代の話ですが、
新車のカタログを集めによくディーラーめぐりをしていました。
最近は新車を買う予定(余裕)もなく(T_T)
車検以外でディーラーに行く事もなくなったのですが、
それでも車検だけは正規ディーラーに持って行ってしまいます。
民間の車検場の方が安く済む事はわかっているのですが、
なぜか純正にこだわってしまうのは私だけでしょうか?
今の新車のカタログに本カタログと言うものが有るのかどうか確認をしていませんが、
当時のディーラーにはショールームにあるカタログホルダーに
「ご自由にお持ちください。」と書いて並んでいる薄っぺらなカタログとは別に、
32ページとか中には64ページもある本カタログなるものが存在しました。
この本カタログが欲しくてディーラーめぐりをしていたのですが、
Tシャツにジーパンという姿で来店した学生をまともに扱ってくれる店は、
ほとんどありませんでした。
ト○タ自動車や日○自動車は他の来店客もある程度いて、
カタログをくださいと言うと「そこにあるから勝手に・・・」
という感じで本カタログを貰えるわけもなく、
当然ですが他の見込み客の接客が優先されてしまいました。
東○工業や富○重工は来店客も少なく頼みやすかったのですが、
かなり粘ってやっと貰えた感じでした。
本○技研とヤ○セ自動車はバラマキと本カタの区別がないのか、
案外アッサリ貰えたような気がします。
最悪なのが三○自動車です!
訪れたのが平日のちょうど昼休み頃だったのですが、
それにしても営業中にもかかわらずショールームに人影はなく、
あげくのはてに大声で呼んでも誰も出てくる気配すらない・・・( ̄○ ̄;)
バッドサービスです!
商売する気がないのでしょうか?
黙っていてもパ○ェロが売れていた頃だったかなぁ?
そんな国産ディーラー(ヤ○セを除く)が多い中、
当時ポルシェの正規輸入代理店ミツワのショールームは全然違っていました。
敵がポルシェであろうとあえてTシャツとジーパン姿で挑んだ学生でしたが、
ピカピカに磨き上げられた911を前に、
手を触れないように注意しながらコックピットを覗き込む事しか出来ませんでした。
さっきまで奥のカウンターにいたはずの、
髪をアップにまとめた黒のパンツスーツ姿のお姉さまが、
いつの間にかすぐ横にいて「どぉぞ!」と911のドアを開けてくれました。
ドライバーズシートに座らせてもらいステアリングを握った学生は、
思わず「イイなぁ~」と声に出していました。
ウインドウ越しのお姉さまは「ありがとうございます。」と笑顔で会釈してくれました。
しばらく911の雰囲気を楽しんだ後お姉さまに導かれて、
911のヒップを臨む絶好のリアビューポイントにセットされた丸テーブルに移動しました。
「少々お待ちください。」と振り返ったお姉さまとは別のお姉さまが入れ違いに、
紙でもプラでもなくプレート付きのコーヒーカップに入った、
淹れたてのようなコーヒーを出してくれました。
恐縮してブラックのまま熱いコーヒーをすすっていると、
先ほどのお姉さまが封筒に入ったフルセットのカタログをテーブルにそっと置いて
「よろしくお願いします。どうぞごゆっくり。」と去って行きました。(^_^;)
『ホレちまうやろぉ~!』
あなたの将来に期待 ・ し ・ て ・ る ・ わ ・ ♥ というパターンのやつやぁ~!
いや、グッドサービスです!
いつかはクラウンではなく、いつかはポルシェと固く心に誓う学生でした。
そんな私の今の愛車は、10年越しの国産フラットフォーですが、ナニかっ?
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