ミッドサマーはクリスマスと並ぶスウェーデンの最大イベント。みんなで輪になって踊るわ、歌うわ、飲むわ、食べるわの大騒ぎです。そこでいつも聴く曲にSmå grodorna(小さなカエル)という曲があります。でも、サビの部分が何度聞いてもクラリネット壊しちゃったのサビのメロディに聴こえるのです。
ずっと謎だったのですが、クラリネット壊しちゃったのウィキペディアページにちゃんと解説が載っていました。
クラリネット壊しちゃったの原曲はナポレオンの軍隊が士気を上げるために歌ったフランスの行進曲だそうです。その後、フランスでクラリネットを題材とした歌曲として親しまれ、それが日本語のクラリネット壊しちゃったになったようです。その他にも、ポルトガルではギターの音が出ないという感じの歌に、スペインでは農場の歌、そしてスウェーデンではサビが小さなカエルの歌として派生していったようです。
どうりで似ているわけです。