暖かくなってきて、ブーツの季節もそろそろ終わり…

 

なんてことも無く。

 

私にとっては春先なんてまだまだブーツシーズン真っ最中。

で、この季節のエースとなってくれるのが

「Wolverine 1000マイルブーツ」です。

 

真冬はシングルのレザーソールが路面の冷たさを

直接伝えてしまうので、少し寒さが緩んだ今が旬。

 

という事で久々にしっかり履こうと思ったら

指にいや~なベタツキが…

 

はい。緑青ですね。

 

古着屋のレッドウィングでもよく見かける緑のコレ。一瞬「カビでは!」と思いがちですが、

実は、銅の錆なんです。

 

自由の女神も奈良の大仏も、緑色なのはコイツのせい。
 
オイルドレザーと真鍮のハトメの組み合わせた
ワークブーツの経年変化の一種。
 
とも言えますが…
 
さすがに気持ちが良いものではありません。
それにこの緑が靴紐やアッパーの革に染み込むと
もう取れなくなっちゃうんですよね。
 
という訳で除去開始!

まずは爪楊枝で適当にカリカリ。

 

続いて使い古した歯ブラシでゴシゴシ。

 

ブラシは何でも良いんですが、

普段のブラシを使うと緑青が移っちゃいますので

できれば分けたほうが良いかと。

 

仕上げは綿棒にステインリムーバーを染み込ませて拭きあげ。

 

…で。

 

ここまで綺麗になりましたっ!
 
完全に取ろうとすると革を傷める恐れもありますので
このぐらいでいっか!という諦めが大事。
何事もやり過ぎは毒ということで。
 
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