金子みすゝ゛ | 埼玉はダサくないやい!

金子みすゝ゛

チャオ!姐さんです




先日NHKの歴史秘話ヒストリアっちゅう番組で

「金子みすゝ゛」を取り扱っていたのですが

自殺なんですね彼女・・・


久しぶりにあんなダメ夫見ましたわ。


旦那さんは本屋に勤めていたのですが、店主と喧嘩をしてクビになり

その後は定職にもつかず、遊郭出入りが激しくなり

そこで性病(淋病だったかな)を伝染されて

それが金子みすゝ゛にも伝染って、相当の苦しみを受けました。

『こだまでしょうか』はそんな中で生まれた作品。


「バカって言うと バカって言う」

「ごめんねって言うと ごめんねって言う」

あの詩には、「自分が広い心で受け止めれば、相手からも思いやりが返ってくる。」

そんな彼女の気持ち、願望が表れているのでしょう。



この時点でかなりのダメ夫なのですが

挙句、なにが気に入らないのか、彼女の書く詩にもケチつけだして

書くことを禁じます。

彼女の唯一といっていい心の拠り所が奪われたのです。


そして離婚。

しかも娘を寄こせと、夫が迫ってくる。

しかし子供の幸せの為を思って、譲らなかった。


すると無理やり連れて帰るとの手紙が。


彼女は自分の願いを聞き入れてもらうために服毒自殺をしました。


彼女が26歳の若さで死ななければ

あの素晴らしい詩が、もっとたくさん生まれていたでしょう。



ウチの気に入っている詩を2つ。


私が両手をひろげても お空はちっとも飛べないが

飛べる小鳥は私のように 地面を早くは走れない


私がからだをゆすっても きれいな音は出ないけど

あの鳴る鈴は私のように たくさんの唄は知らないよ


鈴と小鳥とそれから私

みんなちがって みんないい


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私は不思議でたまらない

黒い雲からふる雨が 銀にひかっていることが


私は不思議でたまらない

青い桑の葉たべている 蚕が白くなることが


私は不思議でたまらない

たれもいじらぬ夕顔が ひとりでぱらりと開くのが


私は不思議でたまらない

誰に聞いても笑ってて あたりまえだ、ということが




アデュ