ちょっと真面目な海の話 | 埼玉はダサくないやい!

ちょっと真面目な海の話

サルヴェ!姐さんです


「恋はスペインの宿に似ている。あるものといえば自分が持ってきたものばかり。」


前回は唐津の漁師さんの言葉。

唐津市は唐津焼はもちろん、スキューバダイビングも有名なところで海がとても綺麗です。


しかし、その唐津の海が今、あるものによって汚染され、漁獲高に悪影響がでています。

それは何かと言えば、海底の泥


海底の泥は本来、ちゃんと海底に沈んでいて、

更にその上から泥よりも粒の大きい「海砂」が押さえつけているため舞い上がることはないんです。


なのになぜ、泥が舞い上がり珊瑚礁や魚介類に影響を及ぼしているのでしょうか。

答えは簡単。泥を押さえつけている海砂を人間が大量採集しているから。


海砂を何に使うの?と思うかもしれませんが、なんとコンクリートの材料になるなどの活用法があるんです。


東日本はコンクリートの元になる砂が豊富なので海底をさらう必要はなく、代わりに山を切っています。

西日本は地上に原料の砂が少ないため、海底の砂を「海砂採取船」で吸い上げます。

コンクリートは今の時代、道路やビルを建てるのに不可欠な存在・・・。

しょうがないっちゃあ、しょうがないですよね・・・。


でも魚にとって、舞い上がった泥というのは、人間にとっての煙と同じ。

エラに泥が詰まって呼吸が苦しくなるんです。

そんな環境に魚が住み着かないのは当然のこと。人間だってイヤだもんね。

煙突から煙の上がっているゴミ焼却場の隣は住むのイヤでしょ?


海底は都道府県の管轄なので、海砂は国有財産です。

採取するには当然、県の許可が必要です。

さらには地元漁協の同意も必要です。

魚が取れなくなるのがわかっているのに、漁協はなぜOKを出したのか。


金です。海砂採取している企業から保証金が出るんです。

漁協の運営に必要な経費をまかなう為に、OKを出しちゃったらしいです。


複雑ですよねぇ・・・。西日本用コンクリートも大事だし、漁協の運営も大事だし・・・。

一応、漁協の組合員の人には、年間数万円の補助金が出ているようですが、

組合員じゃない漁師は、補助金は出ないわ、魚はいなくなったわで大変なんです。

まぁ、年間で5万くらいもらったところで、あまり足しにはなりませんけどね。


前回のセリフはそんな、「組合員じゃない漁師さん」の言葉・・・。

今は陸に上がり、土木作業で生計を立てているそうです。


県の担当者は、「業者が海底の砂を取りすぎてしまっても、

倉庫みたいに鍵をかけて見張っているわけにいかない」とか、言ってるし。

誰も上手いこと言えとは言ってないのに、無理に言おうとして変なことになってるじゃないかw


さっさと海上保安庁に応援を頼みなさい。

市民の生活を守る為に税金使うなら誰も文句は言わないよ。


日本って結構融通利かないよね。


今回はちょっと真面目な海の話でした~。



・・・まぁ埼玉には海ないけどね↓

ではではサリュ~