2ヶ月ぶりの定期検診
超音波検査を終えて、婦人科の前で待つ事2時間近く
主治医の外来でもない土曜日に予約入れてもらった割に、外来日以上に待たされます
婦人科の隣には泌尿器科
私の手術をしていただいた先生が外来診察している日
マイクで患者さんの名前を呼ぶ先生の声が聞こえるたびにキュンとします
もうお会いすることないんだよな…(T ^ T)
主治医に呼ばれて診察室に入るとすぐに検査結果の報告
「超音波検査は問題ありませんでしたよ
腫瘍マーカーも大丈夫ですね」
…と言われ覗いたその腫瘍マーカーのSCCは1.1でした
血液検査の結果
超音波検査の所見
*子宮、膀胱、直腸摘出後、下腹部にストマ(2カ所)造設中のため、観察可能範囲が限られました。
腹部大動脈〜外腸骨動脈周囲に明らかなリンパ節の描出なし。
腹水なし。
このSCCの数値、確かに基準値の1.5の範囲内
…そうなんですが、私にとっては複雑です
超音波検査の結果はあまり信用してないかも
術後から0.5→0.8→1.1と３回連続の上昇
この緩やかなSCCの上昇と下腹の痛み
昨年の今頃と全く同じ状況なんです
まさにあの時の悪夢が頭をよぎる
昨年の1月、2度目の手術で膣のほとんどを切り取りました
その後抗がん剤治療を経て、お腹の鈍い痛みと共にジワジワとマーカーが上昇↑↑↑
年明けには基準値を超え、今年の4月には再発という最悪の結果。。。
6月には骨盤内臓全摘術で再発腫瘍を取り除きました
私としては、、、
ラスボス
（最後の悪ボス）と闘い、無事にやっつけた
…と、ダブルストマとなった手負いの自分には何の悲しみもなく、すがすがしい気持ちでいっぱいでした
なのに、万が一また再発だとしたら…
手術
という最大の武器を持ってラスボスを倒したのに、また息を吹き返してしまった事になります
最悪な事に、あらゆる武器を使い尽くした私に残された武器は、もはや奴を眠らせる薬
しかないのです
今までの奴の力を考えるとそれもおそらく一時的
ゲームしない方には何のこっちゃですかね(^_^;)
ちなみに私も大昔のドラクエしか知りませんが
ともかく再発に対する恐怖感って半端ないですよね
今の段階でネガティブな事ばかり言う患者も鬱陶しいだろうなーと、先生には控えめに不安を吐露しました
私を安心させる言葉はなかったけど、先生の思いも少し聞けました
「rampipiさんみたいにこんな大きな手術をされたのはウチでは初めてなんです…
どうしてもこういう手術は侵襲が大きいし、人工肛門と人工膀胱をふたつも抱える事になる患者さんの負担も考えるとなかなかできないので…
だからrampipiさんには何とかこのまま何もなければ…と思いますよ」
先生のおかげでここまで生きる事が出来ています
ありがとうございます
ところで…
次回もCTではなく超音波検査
もう出来なくなった内診の代わり！？
あまり再発を確認する検査としては使われないイメージがあります
超音波検査ってどれくらいの精度があるんだろう
よっぽどの大きさの腫瘍でない限り見つけられないのでは
そうだとするとやる意味はある
長生きできるかわからないのに被曝量を気にするより精度を求めた方が良いのでは
CTかPET-CTをお願いすれば良かったかな〜
何かが見つかるとしても治療が限られてるとしても、少しでも小さいうちに叩けば…
奇跡があるかもしれないよね…？
…と帰宅後にモヤモヤ考えて後悔してる私
頭の回転悪い私によくあるパターン
そもそもまだ何も宣告されてもいないのに、今頭の中がちょっと混乱してます
考えないようにしてもお腹の痛みが気持ちを誘導します
とりあえず、次回の診察まで2ヶ月猶予をいただいたので、一応今後の事をどうすべきか悩み過ぎない程度に考えておこうと思っています
なるべく…
できる限り…
楽しく過ごしていきたいなー
今の私にはブログという癒しのツールがありますね
聞いていただきありがとうございました
※ 次回の検診は2月初旬となります ※