今日は、絶対に思い出したくないほど一番辛かった時をあえて振り返ってみました
子宮頚がんになって受けた3回の大きな手術
2015年 広汎子宮摘出術 + 骨盤リンパ節郭清
手術時間 8時間
この時は特に問題なく終了
2018年 膣断端部再発腫瘍切除術 →膣のほとんどを切除
手術時間 8時間
出血が止まらず3リットル!
輸血あり
2019年 骨盤内臓全摘 →膀胱、腸の一部、肛門を切除
手術時間 12時間
出血は想定内の2リットル!
輸血あり
初めての広汎子宮摘出術の時も、
「こんな大きな手術を受ける事になるなんて・・・」
と恐怖におののいてましたが、2回目、3回目とさらに大きな手術を
経験する事になるとは。。。
骨盤内臓全摘術が、生き残れる最後の手段として頭の片隅にあったので、
これまで何度も繰り返す局所再発にもまだ冷静でいられました
と言っても、骨盤内臓全摘術は、実施する病院も限られる上に、
膣断端部の再発に限るとか、色んな条件をクリアして何とか検討してもらえる手術
私の場合、今回の再発は膣断端部ではないし、腫瘍が採れるかどうか一か八かみたいな手術で、結果的に骨盤内臓全摘術となった形だけど、本当に先生方はよく決断してくださったなぁと本当に感謝しています
先生方、本当にありがとうございます
ところで、この3回の大手術・・・
本当に思い出すだけでも嫌ですが、手術直後の恐怖
今回の手術では、麻酔から覚めたのは手術室
本当に終了直後で、喉の麻酔の器具を引っこ抜いた(?)瞬間に、ゲホゲホとなり、
「ん???何?何?」と目覚めました
と同時に鼻から入っている胃管の喉の異物感が強烈で、痛いし気持ち悪いし、
それでオエッとしたら、吐くのかと思われ、顔を横に向けられ受け皿をあてられた
けど、ボーッとしながら、
そーじゃないんだよ、喉の管が邪魔なんだよー
と思ったりしてて。。。
ICUに入ってからは、腰が重くて痛くて何度も看護師さんにマッサージしてもらいました
最悪なのは、この後の朝までの時間の長いこと
↑イメージぴったりの画像お借りしました
果てしなく時間が続く・・・
麻酔が抜けきらずウトウトしてるのに、目を開けて目の前の時計を見ると、さっきからたったの5分しか経ってない
一晩中ずーっとそれの繰り返し
体も動かせず喉も苦しくて身の置き所がない状態で、時間が計り知れないほど
長い事は本当に地獄
睡眠剤を入れてもらっても全く効果なし
テレビをつけても頭に入らないし、時間は進まないし…
本当に辛かったーーー
ICUは2日間いましたが、2日目も全く同じ!
真夜中に気が狂いそうになり、真っ暗な中テレビをつけました
2時(?)ごろに、「ストロベリーナイトサーガ」が再放送されていて、
ラッキーなはずなのに、やっぱり落ち着かず、つけたり消したり・・・
過去の2回の手術でその地獄を思い知ってるので、今回もそれが恐怖でした
やっぱり今回も辛かったーーー
皆さんも経験されていて同じ方いると思いますが、よくブログ拝見してると
麻酔が抜けきらずにウトウトしてるうちに朝になった!という方も多いので
私もそれがいーなぁと思いましたよー
あれだけはもう二度と嫌だなぁ
こんな事、家族に話しても、辛そうな顔で、「そっかぁ、大変だったね…」と
言われておしまい
やっぱり経験しないとわからないよね。。。
理解してもらえる皆さんに聞いてもらえるのはありがたいです
聞いていただきありがとうございました