『本当に気の毒だな。』

 

年末になると、欠陥住宅被害者の方を思います。

 

被害者の方は年末が辛いのです、今年もまた決着が付かなかった。

 

また、来年も頑張らないといけない・・・と悲しみの覚悟を新たにする時です。


 

私は、最近、ネットの情報から離れて、

 

音楽を聴いたり読書をしたり庭仕事をして心静かに過ごすことがとても豊かな時間に思えます。

 

裁判していた頃は、常に心が戦闘モードでした。

 

45~55歳 10年間くらいを欠陥住宅被害者として時間を使い、

 

その後家を再生させ、

 

夫婦ともに60歳になり子供たちもそれぞれ落ち着き、人より少し遅れて今、幸福です。

 

ですから、今、お世話になった欠陥住宅被害者さんに寄り添う建築士さんの言葉を理解できます。

 

『小さな欠陥住宅被害は、自分のお金でさっさと補修したほうがいい。』

 

私は、聞いた時、理不尽なことだな~、と思いました。

 

でも戦い続ける時間・金額と補修のための余分な費用を天秤にかけたら、戦わない方が安いです。

 

確かに、欠陥住宅ブログを通して知り合った方の中には、建て替えが必要になった方がいらっしゃいました。

 

その方は、強運な事に良き建築士、良き弁護士に巡り合い、裁判になる前に解決しました。

 

努力して良い解決の道を歩む方もいらっしゃいますが、極めてまれ。

 

参考にしたくても、ブログは当然消えます。

 

何も手掛かり無く、暗闇で欠陥住宅問題と戦おうとされている方のために私はブログを続けますが、

 

裁判はお薦めしません。

 

頑張ってくださいとも言えませんが、少しでも早い解決の道を見つけてください。