エミール・クラウスとベルギー印象派 東京ステーションギャラリー | ラモーナのブログ 

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書きたい伝えたいと思った時に綴っている日記のようなブログです。更新はスローですが、お目に留まったら、一読お願いします。

またもや、更新が滞ってしまいました。
書こうと思い、たまったものが。。
夏休み、少しずつ更新します。
東京ステーションギャラリーに行ってきました。




ギャラリーの中から丸の内北口を見る

とても楽しみにしていた、
エミールクラウスの展覧会
日本画家の太田喜二郎や小島新田虎次郎がクラウスから直接指導を受けており、日本にゆかりのある画家です。
モネ、ルノアールなどのフランス印象派が、ベルギー印象派の影響を与えたが、クラウスに影響を受けた画家も多く、前述の日本人画家はじめ、ベルギーの作家の作品も展示されていました。

どの作品も大きいものが多く、重要文化財となっている、煉瓦の展示室に飾られた、一枚一枚が、まるで、窓の外の景色のように思われる空間でした。
どの絵も素敵で、立ち止まってしまいました。
その中でも、冬の景色のこの一枚は私の一番お気に入りです。

そり遊びをする子どもたち
今、この情景の中にいるような錯覚をおこすほど、冬の静けさの中の動を感じる絵です


晴れた日
太陽の日差し、風、洗濯物の石鹸のかおりがするような一枚


夏の日中
幼子のいる絵が大好きですが、この絵もほのぼのと、暖かいゆったりとした時の流れを感じる一枚です


ノウゼンハレン
手前の赤い花が印象的で、画面上部中央に向かっての遠近法がすごい、奥行きを感じさせる素晴らしい絵でした。


アンリマルタン
画家の家の庭
点描の細やかな絵画もたくさんあった
シニャックのサントロペの松林の点描は凄い。今回は載せてません


モネ
霧の中の太陽
ウォータールー橋
印象日の出を思い出す一枚
水辺にうつる太陽の光を眩しく感じる

今回の展覧会もどの絵も素晴らしく、一枚一枚が大きい作品なので、前で見て、遠目で見て、絵から景色が抜け出てくるような迫力でした。
お気に入りの一枚が絵はがきになっていなかったので、今回も図録をもとめましたが、何度見返しても飽きないくらい、宝物の一冊になりました。

東京展は、7月15日で終わってしまいました。
この26日から8月25日まで、石川県立美術館
9月から碧南市藤井達吉美術館を巡回し、終わりです。

絵画観賞の後、娘と日本料理を食べに行ったので、次のブログに書きたいと思います


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