ラモーナのおすすめ絵本 第2弾 エルサ ベスコフ | ラモーナのブログ 

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書きたい伝えたいと思った時に綴っている日記のようなブログです。更新はスローですが、お目に留まったら、一読お願いします。

私の大好きな絵本作家のご紹介
安野光雅さんに続く 第2弾です。
エルサ ベスコフ さん の 絵本。
特に、ペレのあたらしいふくは、読み聞かせを経験のお母さん方は一度は手にした事があるのではないでしょうか。
私はこの、ベスコフの絵が大好きなのと、古典の部類に入る、初版年数の古いベスコフの絵本達が、今でも鮮やかに、かわいらしく、
子供をファンタジーの世界へ引き込む魅力そのものに惹かれます。
お話はもちろん、妖精のような森の小人達にも、大人の私でも、惹きつけられる、かわいらしい絵。
北欧スウェーデンの作家らしく、色彩絵本作家と私は思っています。
日本で、数多く、ベスコフの作品は、出版されています。
ベスコフの特集を組む絵本専門店もあるほどです。
アピールするほどの、斬新さは全くありませんが、どこか温もりのある、それでいて、現代でも十分、楽しめる
すばらしい絵本作家の作品の数々達。 私の一押しの絵本作家です。
図書館でも、書店の絵本コーナーでも、一度見てみてください。
次から次へと、ベスコフの絵本を見たくなっている自分がいると思いますよ。。。

エルサベスコフ (おもちゃの店 百町森より引用)
 
エルサベスコフ(1874-1953)は幼い頃、お父さんお母さんからよくお話をしてもらっていたようです。
エルサ自身も小さな頃からお話を作ったり、語ったりするのが好きで、また、大変な読書家だったようです。
(おひさまのたまごの前書き部分より)
ベスコフの絵本のストーリーは重たいじゅうたんの様に物語が重層的なところがありますが、子供の頃の
そうした影響があるのでしょう。
ベスコフは4年制の小学校を出た後、ストックホルムの学校で「児童の世紀」の著者エレン ケイと
出会います。
ケイは”20世紀は子供の世紀である”と言ったスウェーデンを代表する女性思想家ですが、
ベスコフの作品の根幹には、こうした影響が見られます。(松居 直 絵本の森へ 参照)
ベスコフの絵本の長いストーリーや落ち着いた色調は一見とっつきにくい感じを与えますが、
子供は意外なほどのめりこんでいきます。
読んでやっていると大人も骨太な内容にいつの間にか夢中になっています。
子供を子供らしい世界に誘い、大人も大人の役割を自覚させられます。