ラモ's kitchen

ラモ's kitchen

15年ぶりに再始動
ざっくり言うと
  レストランを転々とし
    2か国の公邸料理人を経て
      いまはスイスで出張料理人

やはり初心忘れるでかならず

 

いやいや

 

再始動したブログ早くも飽きてしまったわけではありません

 

今週はありがたいことに忙しく、ブログを更新する余裕なかったです

 

それでも毎日8時間は寝てますけどね真顔

 

日本人の平均睡眠時間は6時間を切っていると聞きマジカヨと思いました

 

それでもポケモンスリープのおかげで以前よりも睡眠時間は増えているそうです。

 

 

 

通常出張料理の依頼は週末の夜に集中します

 

ですが今週はそれ以外の案件もいただくことができましたアザス

 

おかず代行×2(写真は2名3日分)

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寿司のケータリング360貫

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このあたりから疲れが出てきて、

 

知らないおじさんに襲われ馬乗りされるという悪夢を見てうなされます昇天

 

そして週末の出張料理(写真は前菜)

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ここで料理人の命ともいうべき包丁を家に忘れてきます

 

あ、きっとこれも夢だ、うん、そうだきっと

 

その後の記憶はありません

 

気が付いた時にはすべての料理を出し終え、会食のテーブルに同席しワインを注がれていました

 

まずはすべて無事に(?)終わりホッとしています

 

今夜は10時間ぐらい寝てしまいそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週末は友人夫妻を招いて夕飯を一緒に。

 

フランスやスイスの冬の定番と言えばラクレット

 

 

なんつっても準備が楽ちん

 

スライスされたチーズを何種類か買ってきて、芋を茹でておく。以上

 

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これは標準的な家庭用ラクレットマシーンで、最大8枚のチーズをセットできます。

 

ひとつの熱源で、上段で野菜を焼き下段でチーズを溶かす。

 

なんとも合理的にみえますが、常に野菜を置いておかないと空焼き状態になるので上段のテフロンはすぐにダメになりますチーン

 

冬の定番と言いましたがこの写真の頃はたしか夏。

 

冷やした白ワインがよく合うので夏でも全然いけますちゅー

 

ただここでひとつ懸念が。

 

招待する夫妻はスキーが大好きで、この時期は毎週末スキーに出かけているとか。

 

私たちインドア夫婦が想像するに

 

雪山=チーズまみれの料理(偏見)

 

てことで日本の冬の王様「鍋」の出番です

 

魚屋でいい感じのアンコウが売ってました。

 

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残念ながらヨーロッパであん肝はほぼ見かけません。多分捨てられているのだと思います。

 

たまに屋外のマルシェでハエがたかっているあん肝を見かけることがありますが、さすがに怖い。。

 

皮を剥がします

 

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これを三枚に卸し、ぶつ切りにした骨と昆布と自家製干しマッシュルームで出汁を取ります。

 

鍋に入れる根菜類もここで下茹でしておきます。

 

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カブを入れただけで醸し出るポトフ感

 

出汁を取っている間に、土鍋で味噌を炒めます。

 

本来ならここであん肝も一緒に炒めるのですが、、

 

無いのでイワシペーストをぶち込みました

 

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手に入るもので間に合わせる

 

この諦念こそが海外生活で重要です

 

炒めることで生臭さが飛びコクがでます

 

ここに先ほどの出汁を加え、酒をいれ、味を調えたら鍋スープの完成です。

 

こんなのアンコウ鍋ではないと憤慨する方もいると思いますが

 

美味しければそれでいいと思っています

 

いつか‘‘本物‘‘のアンコウ鍋を食べてみたいものです

 

 

 

 

 

 

 

 

「てりやき」はもはやラーメン、カラオケに匹敵する世界共通語です。

 

海外にいてもてりやきソースは容易に見つけることができます。大体どこのスーパーにも醤油と並んで陳列されています。

 

すでにドロッとした仕上がりで、焼いた肉や野菜に掛けたり塗ったりして使います。

 

お馴染みの日本の会社もあれば、よくわからん海外メーカーのやつまで無数に発売されています。

 

 

パイナップルやマンゴー入れたりと、どんどん広がりを見せているてりやきの世界。

 

もともとは調味料4つだけです

 

醤油:酒:みりん:砂糖=1:1:1:1

 

比率は人によって変わるしお使いの調味料も味わいは様々なので、自分の好きな黄金比を見つけたらいいと思います。

 

私の場合は、肉でも魚でも初めに割としっかり塩を振る(臭みを抜く)ので醤油は控えてます。

 

今日は安かったサーモンをてりやきにしました。

 

日本で皮付きのサーモンを購入しても、ほぼもれなく鱗はない状態だと思います。

カリッカリに焼いた皮はなんであんなに美味しいのでしょうかデレデレ

 

その楽しみを奪われた

 

スイスやフランスで購入する皮付きサーモンの切り身はもれなく鱗つきです。

 

なんだったら切り分け時に飛び散った鱗がけっこう身のほうにまで付いちゃってる状態です。

 

初めの頃はどうしても皮が食べたくてナイフでせっせと鱗を卸してましたが、切り身だからやりづらいし時間かかるし

 

もう最近は皮を外してしまいます。

 

サーモンの皮を取り除く時、包丁で引いてもいいですが慣れないとけっこう身を削っちゃうことあると思います。

 

そんな時は熱湯を回しかけてください。

 

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お疲レーシック角膜ペリペリー目ってまだ2丁目で流行っているのでしょうか

 

きれいに剥がれます!

 

市販のてりやきソースと違い、調味料を合わせたものは材料とともに煮詰めていけるのがナイスです

 

材料のエキスも加わって味がぐっと深まります。

 

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香りがたまりませんわニヒヒ