買い物を終えて 袋詰めをしていた時
息子も手伝ってくれてました
母「氷いるわ」
独り言のように呟き
ビニール袋を一枚取って 何も言わず
息子の手に渡す母
息子「何? ⁈ 」
母は何も言わない
息子には その独り言は聞こえてないし
意味も分からなかったのでしょう
私「氷が欲しいから取ってきてと
言う意味だと思うよ」
息子「後でいいやろ」
私「そうだね」
だって氷がもらえる場所は
駐車場に戻る途中にあるから
そんな会話をしても 母は何も言わない
母はつい 以前の
私だけの時に見せる行動をしました
これは小さな事だけど
これこそが 母なんです
お願いとか 取ってきてと言わなくても
面倒をみてきたのが過去の私
母の気持ちを考えて動いてきました
至れり尽くせり 母の為にしてきました
私が幼い頃からなので
《そうさせられてきた》が正しいと思います
ほんの小さな事てす
それくらいしてあげたらいいのに
年老いた親には優しくしてあげたらって
思うかもしれません
一瞬のひとコマを見たらそう
普通ならそうなんです
でも私の中で
幼い子どもの頃の辛さは薄れてきても
母親目線で見た過去の怒りが
まだくすぶっているみたいです
母の些細な言動でも
引っかかってしまう