私はおそらく、他の人よりも
幼い頃の記憶が残っています
話す事をあまりせずに
周りをよく見ていたから?
辛い事が多かったから?
嬉しい事が身に染みるから?
人の気持ちを考えなくてはと
頑張っていたからでしょうか
その出来事のカケラを考えれば
その場面、場面が思い出せました
現在はあえて、深くは思い出さない
ようにしています
私は、小学生 中学生の時期は
長期休み明けが、いつも不安でした
自分の靴箱、どこだったんだろう
私の場所は、ちゃんとあるのか
その頃は、毎回夢に見るほど不安でした
時が過ぎて
数年前から、朝のゴミ捨ての後
家の前に戻ると 心配になってました
私の家は、ここだと分かってる
でも、ここだよね?
ここが、私の家だよね?
なぜ、こんな風に思ってしまうのかは
分かりませんでした
物忘れが始まったのか、とも思いました
それが、改名して 母と対峙してから
変わりました
朝にゴミ捨てに出て
家の前に戻ってきても ちゃんと
ここは私の家だと分かる
私の家はここ 安心感
ここに、私は存在してもいい
過去 何度も家から追い出されたり
母が家にいても寝ていて
鍵を開けてもらえず家に入れなくて
お願いしてやっと合鍵をもらって
これで、学校から帰っても家に入れると
安心するのも束の間 母が鍵を無くし
また私の鍵を取り上げる
私はドアを叩き続けて
母を呼び続けて
それでも開けてもらえない
そんな事が 小学生で何度もあったから
きっと これは過去の後遺症だったんだと
思いました
この後遺症も、もう大丈夫
辛い事があった その傷は
年月をかけて、形を変えて
ぶり返す事があるのでしょうか
子どもは、大切に育てないといけません