参与官と一階に降りて、その間も

アドバイスをしてもらえました。



取り下げの手続きをしました。



その書類に名前を記入する時


苗字までは普通に書けたのですが



名前を書こうとすると

ペンを持った手が震えて、涙があふれて



なかなか名前を書くことが

できませんでした。



こんなに手が震えたのは初めてでした。




でも今までも考えていました。


名前を書くたびに 周りから

どう思われているのかを考えていました。



いつも平気なフリをしていましたが

私は、何も考えずに自分の名前を

書く事が出来ませんでした。



多分、今回は改名出来るかもと

期待をしてしまったので

それが取り下げる事になり

その辛さがいつもより強く

出てしまったんだと思います。



抑えてきた感情が もう抑えきれない 



たくさんの方がいるのに

どうしても悲しみが溢れて止まらない

辛い



でも人様にご迷惑をおかけしてはいけない

早く名前を書かなければ




なんとかペンを握りしめて


震える手で  


子どものように崩れた文字で


名前を書き終えました。




家庭裁判所の方が2人 出口まで優しく

付き添ってくれました。