「最大○○Mbps」などのブロードバンド広告、実態が伴っていなければ規制へ
ベストエフォートとは『最善の努力』という意味があるそうです。
通信に関わるすべての機器に対し最大限の努力をしたならそのスピードが出ますよ、という数字。
簡単に言い換えると『理論上』でしょうか。
理論上は100Mbpsが出るけれども現実的に出るかどうかは知らん、という数字。
あくまで理想の数字。
商品に理想を書かれても意味はない。
「明日から本気出す」キリッとし翌日になって結局引きこもるニートの発言と変わらない。
商品にはあこがれの自分を記載するのではなく、現実の今を記載してもらいたいのです。
で、その現実とはどんな値となるのかと記事を見てみますと、
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新しい規制はユーザーの10%が広告通りの速度で通信できない限り、「最大○○Mbps」といったベストエフォート表記ができないとされています。
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光なら普通100Mと広告していますが、上位10%が100Mにならないと100Mとは表記できなくなる。
100なんて数字は見たことがありませんので、100はもはや広告に登場しなくなる。
では代わりにどんな数字が載せられるのかというと。
おそらく上位10%の数値を広告に掲載することになるのでしょう。
計測してみて上位が50Mbps出るサービスがあったとします。
それはあくまで上位10%の数値。
裏を返すと90%の確率で50M未満となる。
裏切られる確率がまだまだ高い。
このパーセンテージは規制を主導した委員会側と、対する企業側の綱引きにより決められているのでしょう。
10%と低い数値であることから、企業側が相当渋っている様子が見えてきます。
今の公表値よりももっと遅くなるのだから。
50%とは言いませんが30%ぐらいがユーザーに優しい数字でしょうか。
または純粋な平均値を取る方法もありえます。
これなら納得性は高い。
広告の速度より速い速度が出る割合は10%を超えるでしょう。
では平均値の問題点は何でしょうか。
企業側としては大きな数字を載せておきたい思いがあります。
今載っている平均値はいつ時点の平均値なのか。
1年目が30M出ていて2年目になったら20Mになった。
この場合、積極的に広告の平均値を修正してくるでしょうか。
渋るでしょう。
2年目で40に上がったのならすぐに反映させるでしょうが。
そうすると委員会は平均値の算出のため対象とする期間の定義を設ける必要があり、その調査も行わなければならない。
(例えば、記載する数値は1年以内のものとする、など)
これは10%の規定に関しても言えることです。
最初の、ユーザー数の少ない環境での10%と、増えだした後の10%では大きく速度は異なるでしょう。
このあたりの細かい部分がどのように規定されているのか不明ですが、
それでも、
ほぼ絶対的に出ないベストエフォートな数値を記載されるよりは、平均的数値の方がユーザーにとって現実的な数値となり、より有効性のあるもので、嘘・偽りの要素を確実に減らすことが可能となります。
SSDのデータ転送速度も同じ。
555MBと謳いつつ実際には500MBほど。
CSSD-F90GBGT-BK 最大読み込み555MB/秒、最大書き込み505MB/秒!
上記サイトに掲載されていますが、実測は500や460ほどしか出ていない。
しかし、この商品の場合は実測も掲載されていますので、良心的と言えます。
SSDといえばHDDも含めその容量が過大表記されています。
商品の表記は10進数換算で、Windowsは2進数換算なので、例えば表記が2TならWindowsでは1.81Tに見えるのです。
つまり、マイナス190Gの気分になる。
メインメモリは異なります。
2進数換算を採用しているので、商品に2GBと表記されていればWindows上からも2Gに見えます。
HDDからSSDに移ることで表記もメインメモリと同じように2進数換算してくれるのかと思いきや、10進数を継続されました。
誤解をなくすチャンスだったはずなのに。
何故10進数を採用しているか調べてみますと、
IEC(国際電気標準会議)で定められた国際規格「IEC 60027-2」に従って接頭語を使用しているからだそうです。
1,000換算と1,024換算が混在するコンピュータの世界
2進数換算の規格もあるようで、2Tなら2Tiと表記するらしいです。
業界全体が2進数換算を採用していただければ、Windows上からもしっかり2Tで見え、誤解と損した感がなくなっていくのですが。
おそらく業界には「Windowsが10進数を採用すればいい」なんて意見もあるかもしれません。
しかしコンピューターの世界は2進数で出来上がっている。
そのためにWindowsではなくHDD業界が2進数に折れることの方が正論でしょう。
余談。
SSDの容量は会社によって異なっており、60の倍数もあれば100の倍数もあります。
C400シリーズは表記の容量が2の倍数になっていいます。
64G 128G 256G 512G。
やっぱり2進数を使いたいらしい。
正確には10進数の2進数であり、128GならOSからは119Gに見えます。
こんな紛らわしいことをやめて早く2進数に移行し、誤解なく128Gなら128Giと表記していただきたいものです。
2進数換算は年齢と体重にも有益に働きます。
あなたが10進数で30歳なら、28歳と表記できる。
あなたが10進数で50kgなら、46kgと表記できる。
やっぱり2進数換算こそが正しいのです。