昨年の10月まで住んでいたアパートは、もちろんペットを飼うのは禁止だった。

夢の二世帯住宅に引っ越す際に、裕ちゃんと「飼いたいね~、猫」とよく話していた。裕ちゃんも私も犬はあまりすきではない。

猫の自由気ままなところが気に入っている。

しかし…。

父に「猫を飼いたい」と伝えると父は「いやー、生き物を飼うのはなー、死んだ時、悲しいからな。勘弁してくれ」

意外な父の言葉。

すぐに了承してくれると思っていたのに…。

仕方ない。しばらくはこの件は棚上げ。

でも時折、裕ちゃんと顔を見合わせ「飼いたいね~」と話している。

家の中に猫がいる生活。

大変だろうけれど楽しいこともたくさんあると思う。

まだ諦めた訳じゃない。


「おかえりなさい!お酒ダメだから、ジュースで乾杯しよ!」

有り難い。家の中にもう一つ、太陽があるみたいで…。

裕ちゃん、ありがとう。

復帰の初日は顔合わせと事務所とナースステーションを行ったり来たりして新しい職員や新しい入居者の資料に目を通していて、あっという間にPM5:30を回った。

(あー時間がない!)

心の中で叫んだ。

焦るな、焦るな。

と、家の太陽さんが「ジャンジャジャーン!これね、ノンアルコールのシャンパン。これで乾杯しよっ!」

「乾杯!」

「いただきます!」

「一平ちゃん、ゆっくりよく噛んで食べてね」

裕ちゃんは今日もニコニコ。

それだけで「今日は、いい一日だった」

さあ、明日は二歩目。


さあ、じゃあ行ってきます。