奥さんの誕生日に入籍する。

このことは、もちろん嬉しいし夫婦に「正式」なることは私の「夢」、そう叶わぬものと考えていたから感慨深い。

しかし、入籍はするものの、結婚式も披露宴もやる予定はないー

ブログに軽はずみに記す訳ではない。

私の奥さんは、両親から「勘当」されているのだ。

彼女のご両親は某名門私立高校の教員だ。二人とも。

私の奥さんが高校生の時に、親の勧めた大学に進学せずに、別の大学へ入学したために、「勘当」されたらしい。いや「勘当」された。

私は当然、結婚の挨拶に奥さんの実家を訪ねた。

門前払いだった。何度も何度も。

何でだ。

奥さんには厳しいが、先生としては父親も母親も、生徒や卒業生たちが家に遊びに来る程、尊敬され親しまれていた「立派」な教員らしい。

私は悔しかった。彼女の中身を見て欲しかった。誰にでも分け隔てなく優しくて、太陽のように明るくて、思いやりがあって、人が嫌がることも率先してやったり、人望も厚いし友達は私の何倍もいて、人の痛みを自分のことのように感じられる…。

切りがない。

ご両親にはご両親なりの考えがあるのかも知れない。

それは、こちらも承知している。

しかし、一方的に話も出来ないなんて…。

私は簡単に諦めたりしない。必ず、ご両親から了解を得て、そして認めてもらった上で結婚式にも披露宴にも出席してもらって祝福していただく。

時間はかかるかも知れない。

けれど、このまま彼女に辛い思いをさせ続けたくはない。

とにかく、私はご両親の家にひたすら通おうと思う。

何度でも。何度でも。

私たちは今、幸福です。

でも、ただ幸福な訳ではありません。

こんなバックボーンがあっての幸福です。

ただ、私の友人で全く、同じケースの仲間が二人います。

両親が教員で奥さんと同じで「勘当」されて一切、連絡をとっていないと。

教員って、「人格者」では…。

偶然だろうか。

裏と表。

それはそれとして。

早く雪解けが来るようにトライする。

必ず、必ず。

私は彼女の「夫」なのだから。