早朝覚醒もなく、たっぷりの睡眠薬は私を深い眠りに誘った。

5:30に起きなくてよい生活ー

久しぶりだ。とにかく疲れている。心も体も。頭が稼動しない。ぼんやりしていた。

奥さんが、「CDでも聴く?」とかけてくれたのはいいけれどメロディーも歌詞も入って来ない…。

何もしたくない。ただ憂鬱…。

でも、仕事のことは忘れられない。

1月1日付で新しい施設の準備室に異動になる。

今まで、躁鬱病と仲良くやって来た。健ちゃんや博子さん、そして奥さん、課長や施設長…。

味方は多勢いる。心強い。今回は「意地」ではなく自分のために負ける訳には行かない。

「カレー、食べたいなぁ」

ぽつりとつぶやくと奥さんはニコニコして台所に立った。

そう、こんな風に躁鬱病は私を苦しめ続けるだろう。その自覚がリアルではなかった気がする。

何もかも新しい環境で新しいスタート…。

クリスマスイヴは奥さんの誕生日。

そして入籍する。

「前途多難!」とニコニコ笑う奥さんは本当にありがたい。

明るい家庭。

今は、それが嬉しい。無理に笑わなくていい。自然に笑顔になるのだから。

クリスマスイヴには奥さんに「カサブランカ」の花束が届く予定。

彼女の大好きな花。

そして、亡くなった母も大好きだった花。

ちょっと運命は感じていた?

自覚はなかった(笑)