久々の感覚でした。立ちくらみがして…。

二次面接が終わった後でした。課長が気遣かってくれて、タクシーで自宅まで送ってくれました。

また課長に頭が上がらなくなる…。

鬱病がひどくなりながらも、そんな風に考えていました。

家に戻り、奥さんに付き添ってもらい、急いでクリニックに行きました。

主治医の健ちゃん(最近、そう呼ぶようになりました)はニコニコしながら「だから、言ったでしょう。オーバーワークですよ」
私は「面目ない」と言うのがやっとでした。

鬱病の症状が悪化した時には必ず点滴を使って応急処置をします。

看護婦さんが、冗談ぽく「スペシャルな点滴にしますね」と。博子さんは明るい。その明るさは本当に助かる。

横になって、点滴を落としながらまた、仕事のことを考えていました。

「一平ちゃん、今はゆっくり休もう。まだまだ、先は長いんでしょう」

奥さんは、そう言って涙ぐんでいました。

申し訳なくて申し訳なくて…。

最近は、一緒に暮らし始める前のようにちゃんと話す機会がなかなか作れなくて奥さんにも、こうして心配をかけてしまった…。

やはり私は自分が鬱病、躁鬱病であることを忘れていた。

(自分のためにも、家族のためにも、少し休もう)

帰りがけに健ちゃんが「入院するかい?」と楽しそうに私を茶化した。

私は「鬼!」と健ちゃんを睨んだ。

助かる。本当に助かる。健ちゃんも博子さんも、そして奥さんにも感謝の気持ちで一杯です。

今日、課長や施設長と電話で相談して有給休暇を五日間とりました。

とりあえず、休みます。疲れているし、テンションは上がらない。自分の体が自分でコントロール出来ず、食欲もわかない。

とにかく、ゆっくり静養しよう。

布団に入って、天井を見上げると…

天井が落ちてくるような、危機感と息苦しさが襲う。

久々に参った。

参った…。