殺人、裁判。

死刑、無期懲役。

冤罪、情状酌量。

いつも考えていたのは殺された人達の「人権」。

殺すのも人間。裁くのも人間。

人間は間違いを犯す?

殺された人達は言葉も何もかも伝える術がない。

「死」はすべてを清算するものか?

「人を殺して、どうしていけないのですか?」

本気で問い掛けられて、私は言葉を失った。

一人や二人の話ではない。

残念ながら。

価値観?教育?倫理?道徳?

すべてがズレ始めている。

死者は一体、どこへいけばいい?

人間が崩れていく。

私たちは常に「死」を覚悟すべきか?

人権、人権、人権、人権…。

法律と感情。

私は躊躇うばかりで、答えを出せない。